先日アウトリガーホテルズの記者会見に行ってきました。リピータの方にはおなじみですが、アウトリガーホテルズは地元ハワイ最大のホテルグループです。近年ではワイキキ・ビーチウォークの開発を成し遂げ、今も各ホテルのリニューアルが進められ、旅行者により快適な滞在を提供してくれています。今回は遂に完成したアウトリガー・リーフのお披露目ということで、どこが新しくなったのかを紹介したいと思います。

　まずアウトリガー・リーフの最大のポイントは立地です。場所はハレクラニの隣。ワイキキの数あるホテルの中でも限られる「オン・ザ・ビーチ」のホテルです。その中でも宿泊料金はお得ということもあり、ハワイ旅行は絶対ビーチ！という方にはおすすめです。またDFSやロイヤル・ハワイアン・センターなどワイキキのショッピングスポットも徒歩圏内。アラモアナやワイキキ東方面への行き来に利用するザ・バスの停留所もすぐそばにあります。

　約４年にわたる大改装で、全客室とプールなどのパブリックスペースが新しくなりました。特に客室は部屋数を減らして一部屋の大きさを広くするという大掛かりな改築で、骨組み以外は全く新しくなったそうです。改装後は全639室、モデレートからワイキキでは珍しい４ベッドルームスイート！まで14の客室タイプが揃いました。

　デザインは伝統的ハワイアンとモダンエレガンスの融合がテーマで、ハワイアン・ラグジュアリーという言葉がふさわしい落ち着いたウッドのクラシカル調です。ハワイスタイルが好きな方にはおすすめですね。そしてオーシャン・フロントですから、部屋からの眺めは文句なしです。海から上がって1分以内に部屋でシャワーが浴びられるホテルはそうありません。

　パブリックスペースもハワイの雰囲気がたっぷりです。まず車寄せのエントランスに構えるのは、全長6メートル強という大きなパドリング・カヌー。ハワイの固有樹木であるコアで作られた、貴重なものです。ホテルのテーマ「航海」にふさわしい、目印となっています。

　フロントデスクにはポリネシアやミクロネシアで実際に使われていた18種類ののカヌーの絵画が飾られています。ちなみにチェックインは着席式で、トロピカル・フルーツの香りがする冷たいおしぼりがサービスされます。長旅の疲れを少しでも癒してくれる細かい気遣いがうれしいですね。

　フロントデスク後方のロビースペースには、ビショップミュージアムの歴史的文化財や芸術品が展示されてます。本物のクラフトを見ることで、ハワイに来たことを強く実感することでしょう。またハワイ文化にもっと触れてみたいという方には、2時間の歴史探訪「ナ・アリイ・ウォーキングツアー」や各種カルチャーレッスンが用意されてます。

　そしてもうひとつ、ハワイらしさを体験できるゲスト対象のサービスが「バウ・リニューアル」です。これは夫婦が再び愛を誓い合うイベントのことで、欧米では広く行われています。結婚年数などは関係なく、幅広い年齢層の夫婦が絆を深めることを目的に行います。伝統的なハワイスタイルのセレモニーに、ご両親やご自身のパートナーと参加して、再び祝福してはいかがでしょうか。

　プールは新たにジャグジーが付き、3月にはプールサイドにレストランがオープンします。4月にはフルサービスのスパが拡張オープンとまだまだニュースが続きます。絶好のロケーションとハワイの雰囲気を5感で楽しめるこのホテルは、リピーターも初めての方もぜひおすすめの1軒です。

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