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第7回 トリプル・クラウン・オブ・サーフィン

第7回 トリプル・クラウン・オブ・サーフィン

2008.01.02

ハワイのスポーツ情報「スポナビハワイ」

 アロハ! スポーツ・ナビゲーターのA-1(エイワン)です。
 前々回の「マダム・サーフィン」に引き続き、ハワイのスポーツ文化を語るのに欠かせないサーフィンをご紹介します。年間を通して、ハワイ各地では様々なコンテストが行われていますが、ノースショアで開催される「トリプル・クラウン・オブ・サーフィン」はシーズンの最後を飾る一大イベント。毎年冬になると、3階建てビルと同じ高さほどもある大波が押し寄せるノースショアで、世界トップレベルのプロサーファーたちが腕と技を競い合う、サーフィン世界大会のコンテスト・シリーズです。今回は、冬のノースショアの名物イベントであるコンテスト・シリーズをご紹介します。

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本名:阿部栄一(A-1/エイワン)
ハワイ在住8年のイベント・コーディネーター。マラソン、サイクリング、トライアスロン、サッカー、フットサルなど、主にスポーツ・イベントのサポートを行っている。これまでトライしたスポーツは数知れず、現在はトライアスロンに挑戦中。好きが高じて、ハワイのスポーツ情報サイト「スポナビハワイ」を主宰。米国トライアスロン協会認定レース・ディレクター。
⇒ スポナビハワイ www.sponavihawaii.com

トリプル・クラウン・オブ・サーフィン
世界中を転戦してきたプロサーファーたちにとって、最後の決戦の場となるコンテスト・シリーズ。世界最高峰と呼ばれる波を舞台に争う3つのコンテストは、その成績が来年度のシリーズ参戦の大きな決め手となる重要な大会です。

期間:2007年11月12日~12月20日
開催場所:ノースショア:アリイ・ビーチパーク、サンセット・ビーチ、バンザイ・パイプライン
URL:www.triplecrownofsurfing.com

kazari.jpg目の前で崩れるビッグウェイブは迫力満点!

 今年25周年を迎えたこのコンテスト・シリーズの会場となるのは、全部で3カ所。冬のシーズンともなると、世界的に認められるほど難易度の高いいくつものポイントの中から、波の質に特徴があり、ハイレベルなサーフィンが要求されるポイントで行われます。
 まず、シリーズ第1戦の舞台となるのは、サーファーの街として知られるハレイワ・タウンにあるアリイ・ビーチパークです。今年は、コンテストの開始予定と同時に、すばららしいタイミングで最初のスウェルがノースショアに届き、初日の11月12日から順調に始まりました。女子の部では、地元ノースショア出身の熟練サーファー、メーガン・アブボが見事優勝。男子の部もカウアイ島出身のロイ・パワーズが優勝と、男女ともハワイ出身選手が1位を獲得し、大いに盛り上がりました。

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ハレイワ・ハーバーの隣にあるアリイ・ビーチパークにそびえ立つ審査員用のタワー。今年の「ハワイアン・プロ」のスポンサーは、ビーチ・サンダルで知られる「リーフ」。

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平日だというのに、連日たくさんの観客が会場を訪れ、目の前で割れる迫力満点の大波と、すばらしい技を見せてくれるサーファーたちを眺めながら、日光浴を楽しんでいたりします。

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今年の「ハワイアン・プロ」女子の部で優勝を飾ったメーガン・アブボのパワフルなライディング。男子顔負けのパワーは、地元ノースショア出身ならでは!?

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11月14日に行われた決勝戦後の表彰式。結果は、1位メーガン・アブボ、2位レイン・ビーチレイ、3位カリナ・ペトロニ。

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圧倒的なリードで優勝を勝ち取ったメーガン・アブボ。小さな頃から慣れ親しんだホーム・ポイントでの初優勝は、かけがえのない勝利だったよう。

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kazari.jpg今年の栄冠は10年振りにオーストラリア出身が獲得!

 11月25日から始まった第2戦の会場は、パワフルでトリッキーな波質で知られるサンセット・ビーチです。女子の部である「ロキシー・プロ」は、天候、コンディションにも恵まれ、ペルー出身のソフィア・ムラノビッチが優勝。男子の部「ワールド・カップ・オブ・サーフィン」では、試合終了2分前に大逆転を果たし、大会会場となったサンセットが地元のマクアカイ・ロスマンが初優勝をとげました。
 続いて行われたのが、このコンテスト・シリーズで最も盛り上がりを見せる第3戦。会場となるバンザイ・パイプラインは、波質、サイズ共に世界最高峰と言われ、サーファーの中でもその波に乗ることは名誉でもあり、プロサーファーにとっても、このパイプラインでの大会で優勝を勝ち取るということは、大変栄誉あることなのです。
 今年は、なかなか良いコンディションに恵まれず、華麗な技の競い合いとなった中で優勝を勝ち取ったのは、オーストラリア出身のビード・ダービッジ。パイプライン・マスターズでの優勝とともに、ベスト・パフォーマンスが讃えられ、トリプル・クラウンのタイトルも同時に獲得しました。
 大会が行われる日は、朝から多くの観客が訪れ、会場までの一本道がひどい渋滞に見舞われてしまうのが頭の痛い問題ですが、すばらしい波に果敢にチャレンジするプロサーファーたちを観るために、わざわざでも足を運ぶ価値があるコンテストであることは間違いありません。
 大会は、毎年コンテスト期間内のベストなコンディションが整った数日間だけ開催されます。開催の有無は大会のオフィシャル・ウエブサイトにアップされます。毎年同じ時期に開催されるノースショアのビッグ・イベントなので、今年はチャンスを逃して観に行かれなかった人も、来年はぜひ足を運んでみてください!

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天候やコンディションは良かったものの、優勝候補のひとりだった選手が負傷したりとハプニングの多い大会でした。ロキシー・プロでの優勝を確信したソフィア・ムラノビッチ選手は、ファイナルが終了して喜びのガッツ・ポーズ。

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ロキシー・プロの表彰式。優勝を果たし、ワールド・タイトルへ一歩近づいたソフィア・ムラノビッチ選手。2位エイミー・ドノホウ、3位サマンサ・コーニッシュ、4位ジェシー・マイリーダイアー。

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試合終了2分前、起死回生のすばらしいチューブ・ライディングを見せ、見事な大逆転優勝を勝ち取った、地元サンセット出身のマクアカイ・ロスマン選手のライディング。

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ワールド・カップ・オブ・サーフィンの表彰式。会場となったサンセットで生まれ育ったマクアカイ選手にとって、今大会の優勝は小さい頃からの夢であり、選手生活で1番大きな大会での初優勝となりました。

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パイプラインらしからぬコンディションで行われたファイナル。例年であればチューブ・ライディングの争いとなるところですが、今年はスモール・コンディションだったため、技の勝負に。

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パイプライン・マスターズの表彰式。今年のパイプライン・マスターズの王冠を手にしたのは、オーストラリア出身、ビード・ダービッジ選手。

 サーフィン発祥の地として知られるハワイの「トリプル・クラウン・オブ・サーフィン」は、ハワイが世界に誇るスポーツ文化の世界大会のひとつであり、25年という歴史の長さがそのすばらしさを物語っています。来年のシリーズ開催期間にハワイを訪れる機会があったら、ハワイのスポーツ・シーンをより深く体験する思い出のひとつとして、ぜひ観戦に行ってみてください。

ハワイのスポーツ情報満載!
スポナビハワイ www.sponavihawaii.com

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