カウアイ島で同島に定着した個体群が存在しないマングースが捕獲されていたことが明らかになった。
カウアイ島外来種対策委員会によると、カウアイ島のナヴィリヴィリ港でマングースの姿を見たとの通報を受け、港の防波堤沿いに新鮮なココナッツを餌にした12基の罠を設置。翌日、罠の一つに若い雌のマングースが捕獲されたとしている。
カウアイ島外来種対策委員会は、捕獲したマングースをハワイ州農業・生物安全保障局に引き渡し、今後、ハワイ州農業・生物安全保障局と米国農務省野生生物局が連携し、分析を完了させる予定であるとしている。
なお、ハワイ州ではオアフ島、マウイ島、モロカイ島、ハワイ島でマングースの定着していることが確認されているものの、カウアイ島では個体群が定着しておらず、当局では在来の野鳥などの脅威になるとして、マングースのカウアイ島での定着を防ぐべく、複数の機関が協力して対策に取り組んでいる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ