ハワイ大学マノア校海洋哺乳類研究プログラムが、オアフ島周辺に生息しているハシナガイルカの生息数を初めて調査。オアフ島周辺には約600頭のハシナガイルカがいることが明らかになった。
ハワイ大学マノア校海洋哺乳類研究プログラム研究者たちは今回、73日間にわたり、約3,200キロメートルの海域を船で調査。同プログラムの研究者のひとりであるクレア・レイシー氏は「生息数を把握することは重要です。そうでなければ、個体数が順調なのか、それとも激減しているのか、あるいはさらなる保護対策が必要なのかなどを知ることができません」とコメントしている。
なお、オアフ島周辺に生息しているハシナガイルカは、イルカの群れに接近するイルカウォッチングツアーなどの人気観光アクティビティのひとつとしても知られており、観光支出額に基づいてハワイ州に300万ドル以上の収入をもたらしていると試算されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ