中部太平洋ハリケーンセンターは7日(日)、ハリケーン「キコ(Kiko)」の進路に関し、勢力を弱めながら、ハワイ諸島の北へと向けて進行中であると発表した。
当局はキコに関し、7日(日)5:00の時点で、ハワイ島ヒロの東約1115マイル、ホノルルの東南東約915マイルに位置し、時速13マイルで西北西方向に移動中で、今後数日間で勢力を弱め続け、9日(火)には熱帯低気圧となり、9日(火)と10日(水)にかけて、ハワイ諸島の北側を通過するとの予想を明らかにしている。
当局では、キコがハワイ諸島へ上陸する可能性は低いものの、ハワイ諸島の近くを通過することで、州内では雲やにわか雨の可能性が高まり、風は弱く湿度が高くなることが予想されているほか、8日(月)の夜遅くから週半ばにかけて、ハワイ諸島の東側に高波やうねりが到達する可能性が高いとして、市民に対して引き続き今後の天候や警報等の情報を注視し油断をしないように呼びかけている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ