大手航空会社のハワイアン航空は12日(火)、需要の高いハワイ発着便を強化するため、業績不振の3路線を運休すると発表した。
ハワイアン航空が今回運休を発表したのは、福岡便、韓国の仁川便、ボストン便の3便で、3路線を運休するものの、オーストラリアのシドニー便、タヒチのパペーテ便、ロサンゼルス便、シアトル便の運航を強化するとしている。
なお、3路線の運休は11月より実施予定で、福岡発の便とボストン発の便の最終運航日は11月19日、仁川発ホノルル行きは11月21日となる予定で、すでに航空券を購入している場合は、他便への変更または払い戻しが行われる。
いっぽう、12月18日から2026年1月31日の期間には、ホノルル=シドニー線が週5便から毎日運航に増便されるほか、2026年3月より、ホノルル=パペーテ線を週1便から週2便に増便。さらに、ピークシーズンとなる11月21日から12月1日、12月19日から1月6日の期間は、ホノルル=ロサンゼルス線が毎日5便となるほか、11月下旬から4月中旬まで、ホノルル=シアトル線が毎日4便に増便される。
さらにハワイアン航空では、2026年春よりシアトル=ローマ、ロンドン=アイスランド便を就航予定で、これらの路線とハワイ間の乗継便も開設する予定であるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ