ハワイ州当局は、米本土からハワイへ到着する国内線の一部で導入している、到着時の手続きを簡素化するパイロットプログラム「アカマイ・アライバル」を年末まで延長して実施すると発表した。
試験導入中の「アカマイ・アライバル」は、電子書類で植物や動物に関する検疫申告ができるというもので、当局によると、3月1日(土)導入している同プログラムで、ハワイ行きの乗客の74%が動植物の申告にデジタルフォームを利用したのに対し、書類利用者は60%だったため、当初5月31日(土)に終了予定としていた同プログラムを、年末まで延長して実施することを決定したとしている。
なお、現在主要航空会社6社がデジタル検疫プログラムを試験運用中で、電子書類は英語のほかにスペイン語、タガログ語、日本語、韓国語、中国語などで質問内容を表示することができるほか、ハワイ到着5日前から利用可能となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ