最新の調査結果で、ホノルル市内にある賃貸物件の賃料が5年前と比較して約25%上昇していることが明らかになった。
不動産コンサルタントであるリッキー・キャシデイ氏によると、ホノルル市内にあるワンベッドルームの部屋の賃料は過去5年間で約25%上昇の$1,600以上となっているほか、4ベッドルームの部屋の賃料も過去5年間で22%増の$3,700ほどとなっており、当局主導の住宅再開発計画の行き詰まりを含め、低所得者向け住宅の供給不足と建設の遅れが家賃の上昇につながっていると指摘している。
ハワイ州のグリーン州知事は3日(月)、手頃な価格の低所得者向け住宅の建設に州が今後10年間で66億ドルを投資するほか、当局主導の住宅開発計画を再開すると発表。今後、国内最大の公営住宅計画として10,880戸を建設する予定で、より多くの住宅を建設することで、賃貸価格の下落にもつながるだろうとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ