ハワイ州のアン・ロペス司法長官は、オピオイド系鎮痛剤の訴訟で、製薬会社のインディビオール社から約100万ドルの和解金を受け取る予定であると発表した。

ハワイ州を含む全米の40州は、インディビオール社が同社のオピオイド中毒治療薬「サボキソン」の販売拡大のために不当な販売手法を続けていたとして、2016年に同社を提訴。今回、インディビオール社が和解金として1億250万ドルを支払うことととなり、ハワイ州も和解金の一部である約100万ドルを受け取る見込みとなっている。

なお、ハワイ州のロッド・キムラ司法副長官は、今回の和解金受け取りが決定したことと、麻薬独占を維持する計画に異議を唱える法執行機関の取り組みに満足しているとコメントしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ