ホノルル警察（HPD）のローガン署長は14日（火）、オアフ島で公共の場での銃器携帯を認める銃器携帯許可証に関し、13日（月）の時点で38の許可証を承認していることを明らかにした。ローガン署長は3週間前に市議会で約30の許可証を承認したと発言しており、許可証の承認数はわずかに増加している。

米国では、連邦最高裁判所がけん銃の携帯を制限しているニューヨーク州の州法について、銃を所持する権利を保障する憲法に違反しているという判断を示したことを受け、銃器の携帯を求める市民からの申請が増加。ホノルル市でも連邦最高裁の決定後より、銃の携帯に関する許可申請書の提出が増加しており、ローガン署長はこれまでに800件超の申請書が提出されているとしている。

なお、オアフ島内で銃の携帯許可証を取得するためには、犯罪歴や精神疾患の有無などのチェックや講習の受講などのプロセスを経る必要がある。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ