連邦航空局のシステム障害により空港で多数の旅行者に影響

2023.01.11

日刊ローカルニュース

連邦航空局のシステム障害により、国内便の遅延や欠航が発生。ダニエル K. イノウエ国際空港でも、多数の旅行者が足止めされた。

車椅子を利用している女性は「車椅子での移動に手助けが必要ですが、カスタマーサービスを含め誰も助けようとしてくれません。ここでどうしたら良いのかわかりませんが、病院へ行かずに済むようにしたい」と、病状のためこれ以上空港で待機することはできないとコメント。

さらに、火曜日の夕方から空港で待機しているという女性のフライトは火曜23:00に出発予定だったものの、翌2:00に航空会社がフライトキャンセルを発表。「昨夜から空港にいます。宿泊施設の提供もなく、寝られていません。別の航空会社で再予約してもらったので、今から向かう」と語った。

関係者は、連邦航空局のコンピューターが故障したことで、飛行ルートや飛行に影響を与える可能性のある滑走路の閉鎖や機器の停止、その他の危険情報をパイロットに連絡する航空ミッションシステムへの通知が消去されたと言及。

システムの故障のため、連邦航空局は航空会社に対し、米国東部時間の9:00まですべての国内線の離陸を一時停止するよう命じ、全国で数千件の遅延と数百件の欠便を引き起こしました。

「お客様のために飛行機を飛ばさなければなりません。航空会社は運航スケジュールの立て直しや乗客の誘導に追われるだろう」と航空専門家のピーター・フォアマン氏は語った。また、旅行者は遅延や欠便について航空会社を非難しているかもしれないが、問題は連邦航空局に起因すると指摘した。

「故障したシステムにはバックアップがあり、修正は可能だったはず。すべての航空輸送を停止する必要はなく、安全な回避策がある」とフォアマン氏。

現時点で、ホワイトハウスはサイバー攻撃の証拠はないと述べたが、運輸省に完全な調査を行うよう求めている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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