州が女子生徒用ロッカールーム建設に6千万ドルを支出

2022.06.05

日刊ローカルニュース

ハワイ州教育局は、州内にある公立校に女子スポーツ選手が利用できるロッカールームを建設する費用として、今後2年間で6千万ドルを支出する予定であると発表した。

教育局によると、2016年の時点でハワイ州内にある14の公立校には男子スポーツ選手用のロッカールームしかなく、2018年にはオアフ島のキャンベル高校の女子スポーツ選手たちが、自分たちのロッカールームがないことを理由に当局を訴える事案も発生している。

関係者によると、教育局では2019年に760万ドルを投じてオアフ島のカラニ高校に女子スポーツ選手用のロッカールームを設置。さらに今後、キャンベル高校に対して女子スポーツ選手用のロッカールームの建設費などを含む600万ドルが提供される予定となっているほか、アイエア高校にも約1,400万ドルが提供される見込みとなっている。

州議会議員のシルヴィア・ルーク氏は「今年度は、女子更衣室と関連施設の設置に3,470万ドルが提供されるほか、来年の予算には2,690万ドルが計上されており、今回の資金獲得は、男女平等を目指す女子スポーツ選手と女子スポーツ界の大きな前進のひとつです」とコメントしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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