ハワイ州でも乳児用粉ミルクが不足する可能性が浮上

2022.05.16

日刊ローカルニュース

全米で乳児用粉ミルクが品薄となっている問題で、ハワイ州内にある店舗でも購入制限などの措置が行われているケースも確認されている。

乳児用粉ミルクが品薄になっている背景には、サプライチェーンの問題や2月に発生した大手メーカーの乳幼児粉ミルク製品のリコールなどがあり、カピオラニ医療センターの小児科医長であるマイケル・シア博士は「乳児用粉ミルクの購入希望者が、ロングス・ドラッグスなどの店舗に行っても売り切れとなっている場合も多いほか、商品があっても購入数に制限が設けられていたり、商品棚に鍵がついていたりするようです」とコメント。シア博士は、粉ミルクを水で薄めたり、自分で作ったりしないでもらいたいとしたほか、粉ミルクの備蓄はせず、10〜14日分程度を保管するようアドバイスしている。

母子のサポート活動を行っている団体の関係者は「現時点で、ハワイ州で乳児用粉ミルクがまったく手に入らないといった緊急事態状態にはなっていないものの、好みのブランドや粉ミルクが見つからず、代替品に頼らなければならないかもしれません」とコメント。必要とする乳児用粉ミルクが手に入らない場合は、かかりつけの医師などに相談するよう促している。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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