公立校で数百人の教職員が欠勤

2022.01.07

日刊ローカルニュース

ハワイ州では、4日(火)より公立学校の新学期がスタートしているものの、5日(水)の時点で約800人の公立学校の教師が病欠し、さらに800人が他の理由で欠勤していたことが明らかになった。

キース・ハヤシ臨時教育局長は5日(水)、新型コロナウイルスの感染者の急増にともない、教職員の欠勤も増加。5日(水)の時点で州内の公立校に勤務している教職員の約12%が欠勤したことで、約400名の代理職員の派遣要請が出されているものの教職員が不足しており、カウンセラーやセキュリティ職員などが子どもたちの対応にあたる例も確認されているとしている。

ハヤシ臨時教育局長は「人員不足の問題は、航空会社、病院、食料品店など、すべての業界にわたって起こっている州全体の問題です」とコメント。学校側は生徒たちが対面式での授業を受けることができるよう、最善を尽くしているとして保護者などの理解と協力を求めるとしている。

いっぽう教員たちが加入している教員組合側では、州当局に対して新型コロナの感染拡大防止のためのガイドラインの強化を求めているほか、現在の対面式授業からオンラインによる遠隔授業へ移行する必要がある場合の計画が明確でないと指摘。当局に対し、遠隔授業に移行する場合には、少なくとも教職員に対して数日間の準備期間を与えるべきであるとしている。

なお当局では、現時点で学校を一時的に休校としたり遠隔授業に移行するための基準は設けていないとしながらも、校長や各エリアの教育長が迅速に判断することになるだろうとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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