ハワイ州のグリーン副知事は、現在ハワイ州が実施している州外からの訪問者に対して実施している「セーフ・トラベル・プログラム」について、2022年春までは継続されるとの見方を明らかにした。
ハワイ州では、約1年前からハワイ州外からの到着者に対し、ワクチン接種証明書または陰性証明書の提示で到着後の10日間の自主隔離を免除するセーフ・トラベル・プログラムを導入している。
グリーン副知事は「ハワイ州では観光客の受け入れも本格的に開始していますが、世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が大幅に減少するまで、少なくとも2022年春まではセーフ・トラベル・プログラムは継続されるでしょう。海外からの旅行者を歓迎し始める時期に、同プログラムを継続して行うことは安心感にもつながります」とコメントしている。
なお、15日(月)の時点でのハワイ州の新型コロナウイルスの陽性率は1.5%となっているほか、ワクチン接種可能な州内居住者の約91%が少なくとも1回めのワクチン接種を終えており、ハワイ州は全米でもっともワクチン接種率が高い州のひとつとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ