ハワイ島ワイメア地区で7月30日(金)より山火事が発生。1日(日)の時点で40,000エーカー以上が焼失し、1日(日)には近隣のワイコロアビレッジの住民に対して一時避難命令が出される事態となった。
ハワイ郡消防局によると、30日(金)朝、ワイメア地区にあるパーカー牧場近くで火災が発生。その後、強風にあおられて火の手が拡大し、1日(日)の時点で、ワイメア地域で40,000エーカー以上が焼失し、少なくとも2軒の家屋が焼失したとしている。
当局では1日(日)、火の手が強く制御不能状況で、近隣住民にも被害がおよぶ可能性が高いとしてワイコロアビレッジの住民に対して避難命令を発令。避難命令は1日(日)夜には解除されたものの、当局では住民に対して、引き続き警戒を行い、必要な場合のみ自宅へ戻るよう呼び掛けている。
当局では、140人以上の署員のほか、6機のヘリコプターと14台のブルドーザーなどを駆使して現在も消火活動を継続中で、州兵の出動も依頼されている。なお、山火事の発生原因については現時点では不明となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ