オアフ島では1日(木)より、レストラン等で持ち帰り用として使用されているプラスチック製の容器などの規制を強化。プラスチック製のストロー、取っ手付きのビニール袋、プラスチック製の食器類の提供が禁止となっている。
今回の規制強化は、2018年に導入されたプラスチック製バッグ禁止法の改正にともなうもので、当初、2021年1月より導入予定となっていたものの、レストランなどが在庫として抱えていたプラスチック製の容器などを使い切るため、導入時期が4月まで一時的に延長となっていた。
オアフ島で導入されているプラスチック製の容器などの使用禁止案では、使用する容器などをバイオプラスチック、紙、または再生可能な材料で作られた化石燃料を含まない容器等に変更することを求めているものの、ハワイの小売業者と協力しているハワイレストラン協会は、プラスチック製の容器と比較して、よりコストがかかる容器への移行は、新型コロナウイルスのパンデミックなどよって打撃を受けている業界にとっては負担が大きいとして、同案の2年間の免除を求めている。
なお、オアフ島のプラスチック製品の規制案は今後段階的に強化され、最終的に2022年1月には、オアフ島内にあるすべての飲食店でのプラスチック製容器等の利用が制限される予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ