ハワイ州当局は27日(水)、モロカイ島のカラウパパ地区の住民と職員に対して、新型コロナウイルスワクチンの接種が行われたと発表した。
カラウパパ地区があるモロカイ島のカラワオ郡では、昨年12月初旬に同地区初となる新型コロナウイルス感染者を確認され、同郡は、全米で最後に新型コロナウイルスの陽性者が確認された郡となっていた。
カラウパパ地区は、1960年代よりハンセン病の療養所があった場所としても知られており、当局関係者は「カラウパパ地区には、新型コロナウイルスに羅漢した場合に重篤化しやすいとされる基礎疾患を持つ高齢者が多く、新型コロナウイルスワクチンを接種することで、住民と地域コミュニティを保護することができるようになるのは喜ばしいことです」とコメントしている。
なお、今回接種されたのは、モデルナ社製の新型コロナワクチンで、4週間後に2回めのワクチン接種が実施される予定となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ