違法花火に関する逮捕者は1名のみ

2021.01.05

日刊ローカルニュース

ホノルル警察は、12月29日(火)~1月2日(土)の期間に、オアフ島内で違法花火の打ち上げに伴う逮捕者が1名で、違反切符の発行数は45枚だったと発表した。

オアフ島では、10年以上前から個人での打ち上げ花火の使用などを禁止する法案が施行されているものの、年末から年始にかけて島内各地で多くの違法花火の打ち上げなどが行われており、元州議会議員のウィル・エスペロ氏は「ハワイでは年末年始に花火を楽しむことが伝統であるとの考えもあるため、違法花火を取り締まるべきホノルル警察署員の中には、違反者を取り締まることで悪者になりたくないと考えるものも少ないないのが現状です」と発言している。

エスペロ氏は、ハワイ州内には、違法花火に関する巨大な闇市場があるが、地方自治体はそれらの違法取引に対して十分な時間と経費を費やしていないと指摘しているものの、ハワイの大手海運会社のマトソン社は、同社が取り扱っているすべての貨物コンテナは、連邦政府機関による検査を受けているとコメント。20年以上前から行われている貨物検査体制を導入以降、船内の貨物などから違法花火が発見されたことはないとしている。

なお、救急医療サービス局によると、年末年始にオアフ島内では違法花火にともなう事故が6件発生。当局関係者は、負傷者の中には数人の子どもも含まれているとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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