当局が「天国の階段」の有料化を検討

2020.02.14

日刊ローカルニュース

ホノルル市当局は、オアフ島カネオヘ地区にある通称「天国への階段」と呼ばれている立ち入り禁止のトレイル、ハイクステアーズについて、トレイルを有料化し、管理、運営する組織を見つけたいと発表した。

ハイクステアーズは現在、ホノルル市水道局が所有と管理を行っており、水道局側は約1カ月ほど前に、トレイルに関する最終的な環境アセスメントを発表。トレイルの撤去を推奨するものの、水道局としてはトレイルの管理等に対する責任と水道料金の支払いを行っている市民が負担している継続的なセキュリティ経費等の負担を削減することが希望で、将来的にトレイルの管理権を市に譲渡し、新しい管理者のもとでトレイルが再開できることに対しても関心はあるとしている。

ハイクステアーズは、1991年に閉鎖されて一般の立ち入りが禁止されているものの、現在も年間約4,000人ほどの不法侵入者がトレイル内へ立ち入っていると推測されており、多くの周辺住民からは、トレイルへの違法立ち入り問題に対するいら立ちの声もあがっている。

なお、ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は「ハイクステアーズが一般に開放された場合、ハイキングやガイド付きのツアーなどを行うことで、この場所の歴史などを後世に伝えるのに役立つでしょう」とコメント。当局では2月28日まで、ハイクステアーズの管理等を希望する組織からの申し入れを受け付けている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

 

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