ハワイアンの客室乗務員が投票を開始

2019.10.29

日刊ローカルニュース

ハワイの大手航空会社のハワイアン航空では、28日(月)より、同社で勤務している約2,200名の客室乗務員による投票がスタートしている。

今回行われている投票は、客室乗務員らによるストライキを行うか否かを問うもので、今後3週間にわたって投票の受付が行われる。

客室乗務員の労働組合によると、同社の経営陣と労働組合側は過去3年間にわたって客室乗務員の労働条件の向上について話し合いを実施。組合側は、同社が過去最高の利益を上げているため、客室乗務員に対する公平な賃金アップ、退職条件の改善、病欠や休暇のポリシーの改善などを求めている。

ハワイアン航空では現在、勤務1年めの客室乗務員の平均時給を$24.50、シニアの客室乗務員の平均時給を$55.52としているものの、労働組合側は、サウスウエスト航空でもっとも給与の高いシニア客室乗務員の時給は約$71となっており、生活費負担の大きいハワイでは、勤務を始めたばかりの客室乗務員は、ハワイアン航空での仕事のほかに別の仕事をする必要があるとしている。

ハワイアン航空側は、労働組合側との話し合いでは、条件の半分以上が合意に達しており、今後もより働きやすい環境を提供すべく話し合いを継続すると発表。12月にも労働条件等についての話し合いの場を設けるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

 

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