オアフ島の人気観光スポットのひとつであるダイヤモンドヘッドでは、訪問者の安全確保のため、山頂にある軍の観測所だったタワーの撤去案が検討されている。
今回撤去が検討されているタワーは、1940年代に米軍によって建設されたもので、当局がタワーの上には登らないよう警告板を設置しているものの、近年、SNSへの投稿などを目的としてタワーの上に上る訪問者が急増。タワーの安全性に対して懸念の声があがっている。
当局関係者は「ダイヤモンドヘッド山頂にあるタワーを再建する場合には約80万ドルの経費が必要となり、計画するのは簡単ですが、実現するにはなかなか難しいです」とコメント。また、タワーの撤去作業には約20万ドルの経費が必要で、タワーを再建する場合に必要とみられる80万ド比較した場合より費用負担が少ないため、タワーの撤去に向けての調査を行っているとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ