フォールズ・オブ・クライド号が競売の危機に直面

2019.01.20

日刊ローカルニュース

オアフ島ダウンタウンにあるアロハタワー・マーケットプレイス近くに停泊中の帆船「フォールズ・オブ・クライド号」が、競売にかけられる可能性が浮上している。

フォールズ・オブ・クライド号に関しては、造船されたスコットランドへ帰還させる計画が進められていたものの、帰還計画がとん挫。2月6日までに船が港から出ない場合、当局が船を競売にかける可能性が浮上している。

1800年代後半にハワイに到着したフォールズ・オブ・グライド号は、ウィリアム・マトソン船長が購入。彼が所有した艦隊の最初の艦艇の1つとして知られている歴史ある船舶で、長年にわたって船の存続を支持するフレンズ・オブ・フォールズ・オブ・クライドによって存続のためのあらゆる活動が行われているものの、船のスコットランド帰還などの存続計画は失敗に終わっている。

なお、同団体はハワイ州選出のメイジー・ヒロノ議員やブライアン・シャッツ議員に対し、港から出た船を一時的に真珠湾内で停泊させることができないかなどの問い合わせを行っているものの、現時点で議員側からの回答はない、また州当局側は、フォールズ・オブ・クライド号の存続のためにできる限りの協力をしていきたいとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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