オアフ島ワイマナロ地区で、ハワイ州内にある多くのレストランなど供給する作物を生産していたナロファームが、今年10月に閉業していたことが正式に発表された。
ナロファームのオーナーであるディーン・オキモト氏は閉業の理由について「今年4月の豪雨に伴う洪水で、農園の灌漑システムや柵などのほかすべての作物が壊滅的な被害を受けてしまいました。なんとか農作物の生産を再開しようとしたものの、4月以降も大きな嵐が3つも襲来し、農場の再建は不可能との結果に達しました」とコメント。すべての従業員は新たな職場が見つかったほか、オキモト氏自身も次にどんなことをやるべきか検討中であるとしている。
ハワイ州では今年、記録的な豪雨によって、オアフ島やカウアイ島、ハワイ島で洪水が発生。多くの農家が影響を受けたほか、ハワイ島では噴火活動によって数百エーカーの農地で栽培されていた作物が壊滅的な被害を受けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ