米魚類野生生物局は、ハワイの固有種で絶滅危惧種リスト入りしていたタカ目タカ科に分類される鳥のハワイノスリ(ハワイ語でイオ「io」)の個体数が安定しており、絶滅危惧種リストからの除外を検討している。
当局では、ハワイノスリは生息地であるハワイ島での人口数の減少や、森林再生プロジェクトの恩恵などを受け、生息地の変化にも適応しているほか、過去30年間にわたって個体数なども安定しており、絶滅危惧種リストから除外しても問題ないとの見解を示している。
ハワイノスリは1967年に絶滅危惧種リストに登録され、2008年、2009年、2014年にもリストからの除外に関して検討が行われている。
なお、当局では、ハワイノスリの絶滅危惧種リストからの除外に関して市民からの意見を募集しており、希望者は11月28日まで当局に意見を提出することが可能となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ