ミサイル攻撃の誤警報で一時パニックに

2018.01.14

日刊ローカルニュース

13日(土)午前8時過ぎ、ハワイ州内のすべての携帯電話に対して弾道ミサイルの脅威が迫っているとする緊急警報メッセージが発令され、誤報と確認されるまでの約30分間、州内の約140万人の住民と数十万人の訪問者が一時的にパニックに陥った。

ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事は誤報について「今回の誤報は人為的なミスで、本来であれば起こってはならないミスです。誤報により過去に誰も経験したことがないほどの恐怖や混乱をもたらしたことを心から申し訳なく思っています」とコメントしている。

当局によると、今回の誤報は、州の緊急事態管理局の職員のひとりが、1日3回ある勤務交代時に行っている定期的な訓練の際に誤ってボタンを押したためで、当局では今後、再発防止に努めるとしている。

警報メッセージの発令に伴い、ホノルルの空港では、約18分間にわたって離陸を取りやめとなったほか、ホノルル警察には警報が誤報と発表されるまでに3,000件以上の緊急通報があったほか、市民の中には、消防署のほか、地下やバスタブ内、雨水管渠など、シェルターになりえそうな場所に避難する人も確認された。

なお、警報メッセージ発令から約15分後に、ハワイ州当局と軍当局がソーシャルメディアを通じて誤報であるとの情報を提供したものの、携帯電話への誤報通報情報の発信は、警報メッセージ発令から約38分後だった。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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