第二次世界大戦から湾岸戦争にかけて活躍し、現在はパールハーバーの入江で記念館として一般公開されている「戦艦ミズーリ記念館」に、新しい常設展示「平和への道：第二次世界大戦における戦艦ミズーリの記憶」が2025年9月2日より公開されました。

展示では、当時の乗組員が実際に使用していた個人の持ち物や貴重な資料が展示され、戦時下の船上生活を身近に感じ取ることができます。また、船体の特徴を活かした没入感のあるシアタースペースが設けられており、まるで当時のシーンに立ち会っているかのような緊張感や感動を体験できるよう工夫されています。

さらに、これまで一般公開されることのなかった貴重な遺物も加わり、1945年9月2日の降伏式典で配布された「降伏カード」や、日本軍の日本軍の有坂小銃なども展示の見どころとなっています。

第二次世界大戦の終結から八十年という節目に合わせてスタートしたこの展示は、戦艦ミズーリが歩んだ戦争の歴史と、そこから導かれた平和のメッセージを来館者に届けることを目的としています。

改めて平和の尊さを心に刻むことができる戦艦ミズーリ記念館の新展。過去を学び、現在を見つめ、未来へと平和の願いをつなげる貴重な時間を体験してみませんか？