アロハ!インターンのコトです。
ハワイの楽器といえば、やっぱりウクレレ。
そのやさしい音色を聞くと、不思議とハワイの風景や心地よい風を感じられますよね。
今回は、ウクレレの歴史や老舗ブランド「カマカ・ウクレレ」の歩みを学べる無料のファクトリーツアーに参加してきました。
ウクレレ好きはもちろん、ハワイ文化に興味のある方にもおすすめのツアーで、とても学びの多い、心温まるひとときを過ごすことができました。
場所は、ワードビレッジやカカアコからも徒歩圏内。ホノルルのサウス・ストリートにある、工場兼ショップが会場です。
受付で名前を書いてチェックインを済ませると、3代目社長のクリスさんが登場!
なんと直々に「カマカ・ウクレレ」の歴史について説明してくださいました。「カマカ」は、ミュージシャンとしても才能を持っていたサミュエル・カイアリイリイ・カマカ氏が、1916年にたった一人で創業したハワイの老舗ウクレレメーカー。その名は親子三代にわたって受け継がれ、今では「最高級ウクレレの代名詞」として、世界中に知られるブランドとなっています。
カマカオリジナルの「パイナップル型ウクレレ」も、この工房で誕生したもの。
ハワイらしいパイナップルの形がとてもユニークで可愛らしい!
そのほかにも、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4種類の基本モデルや、ミッキーモデルなどの限定ウクレレも見せていただきました。
ウクレレにこんなに種類があるなんて知りませんでした…!
歴史を学んだあとは、いよいよ工場見学へ。
ここからは、クリスさんの長男・クリストファーさんが案内してくれました。
ウクレレの製造工程は全部で10あり、そのすべてが職人の手作業で行われているとのこと。
丁寧に削られ、磨かれ、音が宿っていく過程には、技術と情熱、そしてウクレレへの深い愛が込められていました。
年間でおよそ1500本を生産しているそうで、ハワイ産の木材を使ったものや、スティッチの限定モデルなどもありました!
工場見学のあとは、再び店内へ戻り、クリスさんへインタビューさせてもらいました。
カマカ・ウクレレを家族で受け継ぎ、オハナ(家族)である従業員と一緒に心を込めて作り続けていることが、何よりの幸せなんだそう。
「この美しいウクレレで世界中の人を幸せにしたい」という言葉に、アロハの心がぎゅっと詰まっていて、胸があたたかくなりました。
お土産には、オリジナルマグネットもいただき、これでファクトリーツアーは終了です。
ウクレレの歴史や「カマカ・ウクレレ」のストーリーを学べて、工場の中まで見学でき無料のファクトリーツアーは毎週火・水・木曜日の午前10時30分から開催されています。
日本語サポートもあるので、安心して参加できます!
ウクレレの音にのせて、アロハの心を感じる感動のツアーをぜひ体験してみてください。
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