ハワイの映画祭に登場!安藤サクラさんにインタビュー

ハワイの映画祭に登場!安藤サクラさんにインタビュー

第43回ハワイ国際映画祭(HIFF)のためにハワイ入りしていた女優の安藤サクラさんにインタビュー。大盛況を収めた映画「怪物」の上映会やハワイでの過ごし方などを質問!

公開日:2023.10.25

アロハストリート・インタビュー

アロハ! エリカです。

第43回めとなるハワイ国際映画祭(以下HIFF)が10月12日(木)〜11月5日(日)の期間で開催中。オアフ島では、10月12日(木)〜10月22日(日)まで開催され、今年も世界中から監督や演者さんが集結しました。

日本からもビッグなゲストが!

安藤サクラさんです!

安藤サクラ / Sakura Ando
1986年2月18日生まれ、東京都出身。2007年、映画「風の外側」のヒロイン役でデビュー。2018年公開の「万引き家族」では第42回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ映画賞を総なめにし、高い評価を得た。主な出演映画に「愛のむきだし」(2009)、「百円の恋」(2014)、「怪物」(2023)などがある。

 

ご自身が主演する「怪物(MONSTER)」、「バッド・ランズ(BAD LAND)」の2作品がHIFFで上映され、「ハレクラニ・ヴァンガード賞」を受賞された安藤サクラさん。
10月22日(日)に、HIFFのスポンサーとなっているホテル「ハレクラニ」で開かれた、メディアカンファレンスに参加し、ご本人にインタビューさせていただきました!

 


 

編集部:アロハ!安藤さん。まずは、「ハレクラニ・ヴァンガード賞」の受賞おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?

安藤:ありがとうございます。日本や他の国で賞をいただいた時は、喜びよりも「私でよかったのかな…」と逆に落ち込んでしまうことが多いんですが、今回のHIFFは、ハワイのハッピーな雰囲気の中、受賞させていただけたことが心地良く、嬉しい気持ちです。

 

クリフ・カーティス氏(写真左)、ドン・リー氏(写真右)と

 

編集部:HIFFの参加は、今回が初めてですか?

安藤:はい、初めてです。

編集部:ご自身の主演映画がハワイで上映されるのは、どんなお気持ちですか?

安藤:今回上映された両作品は表面的ではない日本の文化を映しているんですが、それらが、ハワイの方々にどう届くのか気になりました。今窓の外に見えている景色は映画の内容からはあまりにもかけ離れているので、そこで生活するハワイの人たちはどう感じるんだろうって…。

 

編集部:昨日(10月21日)、カハラのドールシアターで上映された「怪物」の上映会映終了後に行われたQ&Aでは、サクラさんご自身が観客に質問を投げかけるシーンもありましたね。

安藤:そうですね。ハワイの人が「怪物」を観た感想が気になって私から質問しました。
とくに「怪物」は、観た方がみんな語りたくなる映画みたいでいろんな意見をいただくんです。私が感じたことと違う感想を聞くこともあって…そういう意味では、上映されてから大きくなっていった映画だなと思います。

編集部:私も今回初めて「怪物」を観ましたが、もう一度観たいと思いました。

安藤:私は今回で怪物を観るのが4回めだったんですが、客席の後ろで座らずリラックスして、撮影時の自分を忘れた状態で客観的に観ることができたこともあって、昨日が1番楽しめました。映画を観た感覚が今までと全然違いましたね。

編集部:サクラさんもご覧になっていたんですね!普段もご自身の映画を観られますか?

安藤:自分が出演した作品を観るのが得意ではないんですが、上映されたら映画館のスクリーンで必ず観るようにしています。基本的に試写会で完成した作品を初めて観るんですが、その時はまだ撮影時の記憶が頭の中にあるまま観るので混乱するんですよね。

そうそう、最近気づいたんですが、試写会でのインタビューは現場での記憶と映画を観た時の記憶が混じってしまって、カットになったシーンとかを語ってしまうこともあるんです…(笑)。

 


編集部:
上映が終了した際に、会場からは拍手が沸き起こっていましたね。「ファンです」という方もたくさんいらっしゃいましたが、映画際や授賞式などを通して世界中にファンがいることを実感されていますか?

安藤:そんなに実感がないんですよね。国境や文化を超えて届けられる映画の力を幼少期から感じていて、運よくその映画の船にいつも乗せていただいているという感覚です。
映画に対して気持ちがあるからこそ、自分が女優としては生きていない感じがします。

 

編集部:今回のハワイ滞在は何度めですか?

安藤:ハワイは小さい頃に何度か来ていて、大人になってからも何度か来ています。

編集部:自由時間はありますか?

安藤:わりとバタバタしていて今のところフリーな時間はないんですが、明日から一週間ほどプライベートでハワイを満喫する予定です。

編集部:わ〜、良いですね!何か予定は立てられていますか?

安藤:何も決めていません。ハワイについて全然詳しくないので、どう過ごして良いかわからないです。レストランもとくに予約していなくて、日本から蕎麦やお米を持ってきました!(笑)。

 

編集部:(笑)。ハワイでのバケーション、楽しんでください。今年は他に映画やドラマの撮影などはありますか?

安藤:2023年は主演ドラマ2本 、映画は数えきれないほど撮影して、本当に働いたんです。なので、役者としての年内の撮影は一旦区切りをつけようと思っているところです。

編集部:では、一旦仕事納めですね。ハワイで仕事の疲れをたっぷり癒やしてくださいね。本日はどうもありがとうございました!

 


 

★インタビューを終えて…

映画やドラマの中では、シリアスな役柄が多いためクールなイメージを抱いていましたが、実際にお会いすると、とても親しみやすい気さくな方でした。「壁を作らない女優でいたいんです。畑の中から泥だらけでやってきて、レッドカーペット歩いています!みたいな感じで。」という安藤さんの言葉に、かっこいいなあ…と憧れがより一層強くなりました。しばらく安藤サクラさんの出演作品を見返す日々が続きそうです(笑)。

 

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