24年就航!ハワイアン航空B787-9の新ビジネスクラスを体験

24年就航!ハワイアン航空B787-9の新ビジネスクラスを体験

ハワイアン航空の新型航空機「ボーイング787-9ドリームライナー」について同社のディレクターにインタビュー。個室型&フルフラットの最新ビジネスクラスを疑似体験しました!

公開日:2023.06.16

編集部体験レポート

 

アロハ! エリカです。

ハワイを拠点とし世界各国に就航している、1929年創立の航空会社「ハワイアン航空(Hawaiian Airlines)」。そんなハワイアン航空が、2024年に新型航空機「ボーイング787-9ドリームライナー」を導入するのをご存知ですか?

ハワイをイメージしたデザイン
個室型の最新ビジネスクラス
足元広々のエクストラ・コンフォート席

など、最新の技術とデザインが取り入れられたハワイアン航空のボーイング787型機は、ハワイ現地でも話題になりまくっているんです。

 

今回は、ハワイアン航空の本社オフィスにお邪魔し、機内エンターテインメント&製品のディレクター、エヴァンさん(写真)に同社のボーイング787-9ドリームライナーについてお話を詳しく伺いました。憧れの最新ビジネスクラスも疑似体験してきましたよ〜!

 

ハワイアン航空のボーイング787型機の特徴とは?

今回お邪魔したのは、ダニエル・K・イノウエ国際空港近くにあるハワイアン航空の本社オフィス。オフィス内に設置された、ビジネスクラスの座席の模型とボーイング787の説明が記されたパネルを見学しながらエヴァンさんにインタビューさせていただくことに。

 

エリカ:アロハ!エヴァンさん。さっそくですが、ハワイアン航空のボーイング787型機の特徴について教えてください。

ハワイアン航空・エヴァン:我々のボーイング787型機(以下B787)では、ビジネスクラスを34席、エコノミークラスを266席をご用意しています。現在ハワイアン航空で使用している機体では、ビジネスクラスは18席のみの提供ですが、B787ではビジネスクラスの席数を増やしました。

 

エリカ:ビジネスクラスは1-2-1配列、エコノミークラスは3-3-3配列なんですね〜。

ハワイアン航空・エヴァン:そうなんです。ビジネスクラスは、「レイホク・スイート」(“Leihōkū”はハワイ語で「星の輪」)と名付けたB787でのみ採用される個室型スイートで、フルフラットになるシートが搭載されています。エコノミークラスの266席のうち79席は足元が広い「エクストラ・コンフォート」になります。

  • レイホク・スイート

  • エクストラ・コンフォート

  • エコノミークラス

エリカ:機内には、ハワイをイメージしたデザインが採用されているんですよね?

ハワイアン航空・エヴァン:はい、コアウッドの木目をはじめ、海をイメージしたカーペット、ハワイの植物が描かれたシートなど、ハワイの自然を感じていただけるデザインになっています。ちなみに、新航空機のデザインを担当したメインのデザイナーはハワイ出身なんですよ。

  • エコノミークラスの座席に使用されている生地

  • コアウッドの木目が際立つ機内のエントランス

エリカ:ハワイ出身の方がデザインされたんですね。シンプルで落ち着くデザインなのにオリジナル感があって素敵です。機内でハワイを存分に感じられますね。

ハワイアン航空・エヴァン:機内に足を一歩踏み入れた瞬間から、ラグジュアリーホテルのような空間が広がり、ハワイのバケーション気分をより盛り上げてくれると思います。また、機内の天井には、ハワイの星空やサンセットなど、目的地の時間帯に合わせた太陽光の色が投影される予定です。

  • ビジネスクラスの天井

  • エコノミークラスの天井

エリカ:天井に映し出される星空、見てみたいなあ……。

 

最新ビジネスクラス「レイホク・スイート」を擬似体験してみた

今回は、オフィスに置かれたレイホク・スイートのサンプルを特別に体験させていただけることに。ちなみに、こちらの模型は普段、社員の方が試したり、キャビンクルーのトレーニング用として利用されたりしているそうです。

 

飛行機の座席だとは信じられないくらい広々で、身長159センチの私が足を伸ばしても全然余裕があります。そして、左側にあるスライド式のドアを閉めれば、個室型のプライベート空間に。
機内でこんな素敵な席に座れたら、長時間のフライトもあっという間に感じるんだろうなあ……。

 

座席の前には、18インチの個人モニターがあり、その下にはスライド式のテーブルが。ここにどんなお食事が並ぶのか想像しただけでワクワクしちゃいますね。

 

2席の配列になっている座席の真ん中は壁で仕切られていますが、間にあるスイッチを押すと……

 

なんと、仕切りが自動で下がるんです!

家族やカップルで利用する場合、2人だけの個室空間が作れるのが良いですよね。

間違ってボタンを押してしまって、仕切りが下がり隣りに座っていた他人と目が合った、みたいな気まずいシチュエーションにはならないのかなあ…なんて余計な心配をしていると、

 

ハワイアン航空・エヴァン:仕切りを上げるボタンは1人が押せば上がりますが、下がるボタンは2人同時に押さないと下がらないように設計されているんです。

とのこと。良かった…(笑)。

 

座席横には、6つのスイッチがあり、座席の位置を自動で変えることができます。

 

こちらが、フルフラットにした状態。完全にベッドです。機内ではあまり眠れない派の私でもこれなら爆睡できそう。

 

座席のサイドにある扉を開けると、ヘッドフォンと鏡が収納されています。その隣りには、携帯をワイアレス充電できるホルダーが!機内での時間を快適に過ごすための工夫が細部まで行き届いていて素晴らしいです。

そのほか、Type-AとType-Cの充電用USB端子や、明るさを自由に調整できる照明も装備されています。

 

そして、個人的に感動したのが、この部分。どうなると思いますか?

 

グインと上に引き上げると、肘掛けになるんです。なんとスマートな設計なんでしょう…!

 

上から見るとこんな感じ。レイホク・スイートを疑似体験してみて、あまりの快適さに一度で良いから実際に搭乗してみたいという欲が出てきてしまいました。いつか…きっと!!!

 

日本=ハワイ間の運航開始はいつ?

エリカ:ハワイアン航空のB787はいつ頃ハワイで見られるんでしょうか?

ハワイアン航空・エヴァン:初号機は今年11月に受領する予定で、2027年までに初号機を含めた12機を受領することになります。初号機のフライトは、来年2024年2月を予定しています。

エリカ:もう間もなくですね〜、ぜひこの目で見てみたいです!日本=ハワイ間のB787の運航はいつ頃を予定されていますか?

ハワイアン航空・エヴァン:日本=ハワイ間のフライト計画はまだ立っていませんが、早ければ1〜2年以内に運航を開始する予定です。日本のみなさまに、ぜひハワイアン航空のB787を利用してハワイでのバケーションを満喫していただきたいですね。

エリカ:日本のハワイラバーや旅行者の方も待ち望んでいると思います。本日はどうもありがとうございました!

 


 

コロナウィルスの影響で導入が延期されていたハワイアン航空のボーイング787-9ドリームライナー。実際にお目にかかれる日まであともう少し…待ちきれません!

ハワイアン航空では、今年中にB787初号機のお披露目会をメディア向けに開催するとのことで、その際はアロハストリートも取材に駆けつける予定ですのでお楽しみに!
アロハストリートのSNS(インスタグラムFacebookTwitter)をフォローして随時情報をチェックしてみてくださいね〜。

 

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