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ロック&ポップなウクレレで2年連続ナホクへ

ロック&ポップなウクレレで2年連続ナホクへ

日本でトップクラスのウクレレ奏者・勝誠二さんが2年連続ナ・ホク・ハノハノ・アワードにノミネート。大注目の勝さんにインタビューさせて頂きました〜!

2015.05.28

アロハストリート・インタビュー

 2014年、2015年と2年連続で、ナ・ホク・ハノハノ・アワードのインターナショナル部門にノミネートされたアーティスト勝誠二さん。日本を代表するウクレレプレイヤーであり作曲家、講師として幅広く活躍する勝さん。2014年11月にリリースされた5th ソロアルバム「KATZ sings HULA vol.1」について、そして大好きなハワイについてお話をうかがいました。

プロフィール
勝誠二(かつ・せいじ)

元『子供ばんど』ベーシスト。
現在は、日本でトップクラスのウクレレプレイヤーとして活躍。あらゆるジャンルを超越するロックでポップなウクレレは唯一無二。
作曲家としても幅広く活動し、多くのアーティスト、TV、CMに 楽曲を3000曲以上提供している。ウクレレから、ピアノ、ギター、ベース、ブズーキ、津軽三味線を演奏するマルチコンポーザー。
ウクレレ & ヴォーカル・ユニット、elli+katz+nory として書き下ろした「南の島のココナッツ」は『NHK みんなのうた』で2014年8月~9月放送された。
2014年「J」、2015年「KATZ sings HULA vol.1」で、ハワイのグラミー賞と呼ばれるナ・ホク・ハノハノ・アワードのインターナショナル部門に2年連続ノミネートされハワイでも話題に。

●公式サイト:www.katz-seiji.com

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ナ・ホク会場のハワイ・コンベンション・センターで記念撮影!
勝さんの右隣は同じくインターナショナル部門にノミネートされたCo-Halさん。

ーーー2年連続ナ・ホク・ハノハノ・アワードへのノミネート、本当におめでとうございます!

ありがとうございます。とっても光栄に感じています。昨年に続き、またこうやってハワイへ来られたことをとてもうれしく、ありがたく思っています。昨年は初めての体験ということで、とにかく緊張しまくっていたんですが、今年はリラックスして臨めたので思いっ切り楽しませてもらいました。ナ・ホクのパーティは本当にすごいですよね。ハワイを代表するアーティストが大集結するし、いつもなら絶対に見られない大御所同士のコラボステージもたっぷりじゃないですか。しかも豪華な食事付き(笑)。こんな機会はめったにないので、楽しまなくちゃもったいないですよね。

007.jpgーーー確かにその通りですよね。豪華でスペシャルなパーティでした!さて、今回ノミネートされたアルバムは「KATZ sings HULA vol.1」。勝さんが、どっぷりフラソング(ハワイアン)を歌う...って、今まであまりなかった気がしますが。

そうですね。ウクレレ・ピクニックなどに参加して、ハワイのミュージシャンのステージをいろいろ見ていたので、ハワイアンってすごいなあと思っていました。でも、逆にすごすぎて「やっぱりハワイアンは本場の人たちが歌うものだよね。僕はあんなふうには演奏できないし、やっぱりかなわないもんねえ」って思う部分もあって。あえて近づかなかったところもあったわけです。

でもある時、考えすぎなくてもいいんじゃないかって思い始めたんです。そもそも、ロックやポップスを中心にやっていた僕がウクレレを弾き始めてから「演歌だってアニメソングだっていいじゃん。音楽のジャンルレス、バンザイ!」と思って今に至っているわけで、だったら僕なりの解釈のハワイアンもアリなんじゃないかと。それで、せっかくならフラも踊ってもらえるように「フラソング」とテーマを決めてレコーディングしてみたんですよね。踊るための曲ですから、基本的に「長い間奏」とか「テクニックバリバリのウクレレ・ソロ」とかはないし、定番のハワイアンソングが中心。なんですが、できてみると「あれ、ハワイアンなのにハワイアンじゃない!?」っていう仕上がりになってました。友人のアーティストに聴いてもらった時も、第一声が「なんだか、ぜんぜんハワイアンっぽくないですね〜」(笑)。でも、すごくポップで楽しいフラソングになってます。ぜひ多くの人に聴いてもらいし、踊ってもらいたいですね。

005.jpgーーー本当に、楽しくて時々ちょっとうるっとくる、素敵なアルバムですよね!私たちも、何度もリピートして聴いてます。「勝誠二のオリジナル・ハワイアン」、すごく心地いいです。ハワイで聴いても気持ちいい!

ありがとうございます。最近でこそ、ハワイに来る機会が増えましたが、正直、昔ロック・バンドをやっている頃は「え、ハワイ?なんだかなあ...」みたいな部分もあったんですよ(笑)。でも、初めて来て空港に降り立った瞬間に「うわ、なんだ、楽園じゃん!最高〜!」って。それからもう、このパラダイスのとりこです。

ハワイは気候はもちろん、やっぱり人がいいですよね。アロハがいっぱいでいつも笑顔で楽しそうで。音楽や文化にもそれが表れてる。生活の中に音楽が自然に溶け込んでいて、誰でも楽しめます。以前、KONISHIKIさんとパフォーマンスする機会があったんですが、リハーサルしようとしても「あ、どんなキーでもいいよ。どこから始まってもOK。すぐ合わせるから」と言われて驚きました。日本の通常のセッションだったら、まずありえないですよ。真剣に楽譜を見て、いちいち計算して転調して、リズムも合わせて...とかじゃなく、感覚でちゃんと歌ったり演奏したりできちゃう人が、ハワイには多いんだろうなと。そんなすてきな島で育った「ウクレレ」という楽器と出会えて良かったと思っています。

006.jpgーーーハワイでは小学校でウクレレやフラの授業があったりしますからね。先生も平気で歌ったり踊ったりしますし(笑)。ところで最近とくに、日本をはじめ、アジア全域ですごいウクレレブームと言われていますが。

そうですね。若手のウクレレミュージシャンも増えたし、日本全国でウクレレのイベントが行われるようにもなってきました。以前に比べれば認知も高まってきたと思います。でも、日本ではウクレレを持った人がまだメディアにあまり出てきていないというのも感じてます。だから僕らがウクレレを持ってライブやステージに立ち、ジャンルを問わずいろいろな演奏をしていくことで「へー、ウクレレってすごいんですね。かっこいい!楽しい!」って思われるきっかけになったらいいなと。

004.jpgそもそも僕自身がウクレレを始めたのは「ウクレレ・ビートルズ」というアルバムを作るからウクレレ弾いてくれない?というオファーを頂いたのがきっかけ。最初は「遊び」という感覚で普段(ベース)と違う音楽をやってみようと思ったんです。スタートから今に至るまで、いい意味で遊びの気分を持ち続けながらウクレレを弾いている。教則本やDVD、ウクレレスコアなんかも出してるから、もちろんプロとしてちゃんとしているつもりですが、でもその中で「遊ぶ」ことも大事にしてます。ハワイのウクレレ・ピクニックにも登場した「ウクレレ・エルヴィス(下の写真)」だって、超真剣な遊びですよ(笑)。

00000_400.jpgウクレレって、楽器として未完成な部分が魅力だと思ってるんです。未完成というか、ちょっと足りない感じがものすごくちょうどいいと。音域が2オクターブくらいしかなくて、めちゃくちゃ大きな音がでるわけでもなくて、でもだからこそ弾いている人と聴いている人がイマジネーションをふくらませることができる楽器。ベースにもある部分で共通するんですが、音と音との間に自分なりの「聴こえない音」を想像しながら弾ける、そういったバランスがものすごく「ちょうどいい」んですよ。僕はウクレレでバリバリのソロ演奏もするし、歌も歌います。「こうあるべき」という概念や、厳密なジャンル分けが必要ないこの小さな楽器が本当に好きだし、とても奥の深い世界だと感じています。これからも、僕なりの姿勢でウクレレと向き合っていきたいですね。

002.jpgーーーありがとうございました。今後のご活躍をハワイから応援しています。いつか、ハワイでも勝さんのライブが見られる日を楽しみにしていますね!

■インタビューを終えて

やさしい笑顔が印象的な「ウクレレ界のヨン様」こと勝さん。記事に書ききれないほど、楽しくて熱いお話をたくさん聞かせてくださいました。今年のナ・ホクでは、惜しくも受賞とはならなかったのですが、2年連続で日本からノミネートされるというのはとてもすごいこと。そんな快挙を成し遂げているにも関わらず、私たちにも笑顔でていねいに接していただき、人間の器の大きさを感じました。これからも、ハワイからエールを送り続けたいと思います。勝さん、本当にありがとうございました!

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