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ハワイ随一の食通に聞く!グルメの楽しみ方

ハワイ随一の食通に聞く!グルメの楽しみ方

さまざまなメディアでフードライターとしても活躍する広告&PR会社社長、ショーン・モリスさん。食通として名を馳せる彼にインタビュー!

2015.02.24

アロハストリート・インタビュー

 アロハストリートの連載コラム「ショーン・モリスのハワイ最新グルメ探訪」で、いま最もホットなハワイのグルメ情報をご紹介しているショーン・モリスさん。ハワイきっての食通として知られるショーンさんが新たにプロデュースする、レストランの特別予約ウエブサイト「ハワイおまかせメニュー」がスタートしました。多方面で活躍する彼にインタビューし、グルメについて語っていただきました!

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Advertising Associates International, LLC. 社長、フードライター
ショーン・モリス/Sean Morris

ホノルルを拠点とするアジアのマーケティング&PR会社「Advertising Associates International, LLC.」社長。ハワイ随一の食通、またワイン愛好家として広く知られ、地元ラジオ局のグルメ番組でパーソナリティを務めるほか、ハワイ州観光局やVOGUE JAPANのウエブでコラムを連載するなど、多数のメディアで活躍する。ハワイのグルメシーンで欠かせないアイコン的存在。
Twitter: www.twitter.com/incurablepicure

300IMG_8599.jpg──こんにちは!さまざまなメディアで活躍するショーンさんですが、主な仕事内容と、食に関するビジネスを始めたきっかけを教えてください。

ショーン・モリス(以下ショーン):メインの仕事は、アジア向けの広告代理業とPRの会社を経営しています。もともとワインと食べることが好きだったので、知り合ったセレブリティたちや、メディアを通して日本人にオススメのダイニング・スポットを紹介するようになり、趣味が徐々にビジネスに繋がっていきました。

メディアの仕事は、地元のAMラジオ局でフード&ワインをテーマにした番組のホストを務めることになり、そこからいろいろな雑誌やウエブでコラムを執筆するようになりました。ハワイ在住日本人向けの生活情報誌「ライトハウス」や、日本で販売されているハワイのガイドブック「ヌーボーハワイ」、ハワイ州観光局公認のウエブサイト「Hawaiing.com」、「ヴォーグ・ジャパン」のウエブサイト、そして、アロハストリートでコラムを書いています。また、2014年10月に日本で出版された「ハワイ ベストレストラン2015」では、編集長の本田直之さんと稲本健一さん、マキ・コニクソンさん、内野亮さんと一緒に、ハワイの食通5人のうちのひとりとしてレストランを紹介させてもらってます。今後は「GOLD」や「女性セブン」でも僕のオススメがフィーチャーされるので、ぜひ読んでもらいたいですね。

──どんどん執筆の場が増えていますね!プライベートで好きなこと、といえば?

ショーン:うん、うれしいことですね。趣味はやっぱりフードとドリンクが中心。旅行が好きで世界中を旅していますが、訪れた場所ではレストランを巡り、シェフたちに会うのを楽しみにしています。自分で料理や焼き菓子を作るのも好きで、ケーキやパイ、クリームパフなど、時間が許す限り作りますよ。あとは、僕が飼っているメジロのラッキーとキウイが大好き(笑)。捨てられたり迷子になった生まれたてのメジロを大きくなるまで育てていて、2羽とも人間みたいに個性があるんですよ。

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湯島の和食レストラン「くろぎ」を訪れ、店主でありアイアンシェフとして知られる黒木純氏と

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富裕層向けの米トラベル誌「エリート・トラベラー」で
世界番付第1位に輝いたシカゴのレストラン「Alinea」にて
グリーンアップルの風船(料理)を食す

──ラッキーとキウイ、いつもショーンさんのツイッターで見ています。かわいいですよね(笑)。自分で料理をするときは、どんなものを作りますか?

ショーン:そうですね、妻が素晴らしい和食を作ることが多いので、僕はフレンチやイタリアンが多いかな。名前を挙げるとしたら、ペッシェ・アクアパッツァ、ステーキ・ダイアン、ラム肉のラベンダー・ポート・リダクション添え、ロブスターとトリュフのビスク、パルメザンとセージのポークチョップ、パッションフルーツのカード(クリーム)とラスベリーローズ・コンポートを添えたフレンチトーストとかね。美味しそうでしょう?

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友人宅にて週末のホームパーティで振る舞ったショーン・モリス自作の料理

──美味しそう!さすが、本格的ですね。仕事で食べ歩くことも多いと思いますが、好きな食べ物のジャンルはありますか?

ショーン:うーん、もし好きなジャンルをひとつ選ぶとすれば、日本食がいいかな。日本の料理は彩り豊かで、煮物、焼き物、蒸し物、揚げ物...選択肢の幅が広いですから。まあ、僕はとにかく何でも食べます。冒険が好きなので、食べられそうなものなら何でもトライしますよ。

──あらゆる料理をご存知かと思いますが、ハワイの食文化は、アメリカ本土やほかの国と比較し、どのような特徴がありますか?また、ハワイにあるレストランのユニークなポイントは?

ショーン:ハワイのフード・カルチャーは、比較的、保守的ですよね。モダンキュイジーヌはとくに限られたものしかない。また、ハワイの人は食べ物にそれほどお金をかけないように思います。

ただ、それは必ずしも悪い意味じゃなくて。ハワイのシェフたちは限られたバジェットのなかで、新しくて刺激的な料理を生み出すことにいつもチャレンジしています。移民が多い島国だからこそ、多国籍の文化が共鳴して世界にアピールできる味を作り出している。とくに影響が大きいアジアの食文化がクラシックなヨーロッパの調理法と上手く融合して、ハワイならではの「パシフィック・リム・キュイジーヌ」が生まれましたからね。いまではお馴染みのパシフィック・リムですが、それを生み出したローカルシェフのロイ・ヤマグチとアラン・ウォンの功績は大きいですよ。料理を通じてローカル食材も注目されるようになり、地元農家や漁師もプライドを持って上質な素材をプロデュースしています。

──なるほど、ハワイのグルメシーンはユニークで面白いですね。新しいお店も次々とオープンしていますが、ハワイ出身の若手シェフや、ほかから移り住む新しいシェフたちについてはどう思いますか?

ショーン:そうそう、どんどん増えていますね。才能のある若いシェフがたくさんいますよ!彼らの多くは、ロイ・ヤマグチやアラン・ウォン、マブロ(ジョージ・マロサラシティス)の元でハワイ・リージョナル・キュイジーヌの基礎を学ぶところからスタートし、アメリカ本土や世界各国で知識と技術を培いハワイへ戻ってきています。ハワイにルーツを持つ若い世代のローカルシェフと、島の外から移民するシェフによって、ハワイのキュイジーヌに磨きがかかっているんじゃないかな。

400IMG_8595.jpg──では、数あるお店のなかで、ショーンさんがお気に入りとして選ぶ基準は?

ショーン:基本的にレストランのレビューを書く前は、少なくとも2回は行きます。注文するメニューは、僕の好みではなく、普段オーダーしないようなメニューを選びます。そうすることで、シェフのスタイルや方針、得意分野について、深く理解できる。ひとつのレストランで、お気に入りのメニューをひとつしか挙げられないのは好きじゃないんですよ。料理を味わう時は、ひと皿にシェフのパッションを感じるかどうかがポイント。技術、食感、風味、温度、盛り付けなどを判断し、それらが手のつけようがない完璧なものなのか、それともどこか変化させた方がいいと感じるのか、もしくは、ただ単純に僕のインナーソウルに響くのかどうか...。

──なんだか奥深い...。情熱的で素敵ですね。ところで、ショーンさんがプロデュースする新しいウエブサイト「ハワイおまかせメニュー」は、どのような経緯で立ち上がったのでしょうか?

ショーン:「ハワイおまかせメニュー」は、僕のお気に入りをもっと多くの友だちに紹介したいと思ったところから始まりました。親しい友だちは、僕と同じように食べ歩きが好きな人が多いんですよ。どこで何をオーダーして、何時頃に行くのがベストか、また、通常メニューにはない秘密のメニューも知りたがってる。それらを知っていると、あてもなくレストランに行くよりも特別感を感じられますからね。ガイドブックに掲載されるレストランはどこも同じ店の同じメニューが多いですが、通常は味わえないメニューを注文できる「ハワイおまかせメニュー」を利用することで、日本からの旅行者も僕の友だちと同じように、ロコのVIP待遇のような特別感を感じてもらえたらいいな。

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コラムの取材でダウンタウンの人気店「グロンディン」を訪れ、
オーナーのデイビッド・セガーラ氏と

RIMG_8790.jpg──「ハワイおまかせメニュー」のコースメニューは、どのように決めていますか?

ショーン:お気に入りのレストランのなかでも、とくに好きな料理を厳選し、それらを少しずつまとめて楽しめるコースにしました。また、オーナーやシェフと相談しながら、特別メニューを新しく作ることにも挑戦しています。すでに人気のお店でも、通常メニューにない裏メニューを試すためにリピートしてもらいたいと思ってます。
 
──では、ずばり、グルメとは、ショーンさんにとってどのようなものでしょうか?

ショーン:そうですねー、グルメは、シンプルに美味しい食べ物を楽しむ人のこと。多くの人は生きるために食べてますが、僕は食べるために生きてます。素晴らしい料理を探すことや、その料理に惹かれる理由を追求することは、僕個人のジャーニーですね。

フードライターとしては、僕の考えをシェアしなければいけないのですが、個人的な意見は最小限に留めています。ブログやコラムに書く時は、「美味しい」という言葉はなるべく使わないんですよ。僕個人のことを知らない読者が、僕が言う「美味しい」を理解できるわけがないですもんね。好みが違えば、「美味しい」は意味を持たなくなる。だから、料理の風味、食感、温度、調理法を客観的に表現して、それを試す価値を見出すかどうかは読者に委ねるようにしているんです。

──なるほど。ショーンさんの料理に対する描写は、香りさえも伝わってきそうで、読むとお腹が空きますよ(笑)。最後に、アロハストリートの読者へメッセージをお願いします。

ショーン:アロハストリートのコラムを通じて、この島の素晴らしいキュイジーヌのことをより深く知ってもらえたらうれしいです。また、「ハワイおまかせメニュー」でしか注文できない特別コースを食べることで、料理に対する僕の発見をシェアできたらいいな。そのレストランを初めて訪れる人にも、リピーターにも楽しんでいただけると思います。それではみなさん、アロハ&ボナペティ!

RIMG_8878.jpg★アロハストリートコラム「ショーン・モリスのハワイ最新グルメ探訪
★特別メニュー購入・予約サイト「ハワイおまかせメニュー

インタビューを終えて

いつ会ってもバイタリティに溢れフレンドリーなショーンさん。レストラン取材に同行すると、オーナーやシェフとのやりとりからショーンさんへの信頼の厚さがうかがえます。グルメに関することは仕事といえど、本人が純粋にワクワクとしている様子が伝わり、一緒に仕事するのがとても楽しい存在です。ショーンさんがオススメする料理は間違いありません!

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