ゴールデンウィークも終わり、夏休みのハワイ計画を立て始めている方も多いのではないでしょうか。家族でハワイに来たら、やっぱりハワイだけでしか体験できないエンターテインメントをみんなで楽しみたいですよね。そんな方にぴったりの世代を問わず楽しめるのディナーショーがクイーン・カピオラニ・ホテルに登場したと聞きつけ、早速行ってきました！

　タヒチアンダンスやフラ、ファイヤーダンスなどのポリネシアンショーとシルク・ド・ソレイユのようなサーカスがいっぺんに楽しめるショーとして注目のアロハ・ライブ・ショー。会場は、家族連れやカップル、ローカルのグループなどたくさんの人で賑わっていました。

　壮大なダイヤモンドヘッドを望むプールサイドの屋外ステージでは、ショーが始まるまでのカクテルアワーの時間、ライブやマジックなどのエンターテインメントが楽しめます。生まれて初めてプロのマジシャンのマジックを目の前で見たのですが、これが本当にすごいんです！ トランプや携帯電話などを使ったマジックは、目の前で行われているにもかかわらず、何度やってもらってもタネがわからない（笑）。ムービーも撮ってスローで見返しても、謎は深まるばかりでした。

　18：00になると、ディナーが始まります。メインコースは3つのコースから好きなものを選べます。サラダやスープ、パン、デザートなどはビュッフェスタイルになっており、食いしん坊な私にはうれしい食べ放題です。

私は、リブアイステーキをミディアムでオーダーしました。大きなお肉は焼き加減もバッチリ！ 濃厚なソースが柔らかいお肉に絡んで、とてもおいしかったです。

　いよいよ本番がスタート。ポリネシアのウォーリアー（戦士）が雄叫びを上げながら登場すると、会場からも歓声が上がります。迫力ある見た目のウォーリアーたちなのですが、観客を巻き込んで繰り広げられるステージは、力強いドラムパフォーマンスやダンスはもちろん、笑いどころもいっぱいで、会場はたちまち笑いの渦に。この日はたまたま、私たちの隣のテーブルに座っていた日本人の方がウォーリアーに誘われてステージに飛び入り参加。ウォーリアーとの掛け合いが絶妙に面白くて、私も涙が出るほど笑いました。隣で見ていたご家族のみなさんも「旅行の良い記念になったね〜」と、とても喜んでいましたよ。

　次に登場したパフォーマーは、「エアリアル・フープ」という空中演技のふたり。鉄筋の枠に吊ったフープ（輪）にぶら下がり、驚きの身体能力と美しい演技が披露されます。その人間離れした技の数々を一瞬足りとも見逃すまいと、私たちも精神集中。会場にいた子どもたちもみんな、真剣な眼差しをステージに向けていました。

　さらに、ハワイに来たら一度は体験したい、本場のポリネシアンダンサーたちによるフラやタヒチアンダンスも登場。夕暮れのダイヤモンドヘッドをバックに演じられる華麗なパフォーマンスは、「これぞハワイ」といった雰囲気に浸れる楽しいひとときです。

　ほかにも、布を使った幻想的な空中パフォーマンスやハイレベルなジャグリング、そしてバランスの悪い筒を高く積み上げて板を渡し、その上に立つ「ローラーボーラー」という曲芸などの演目が次々に演じられます。どのパフォーマンスも想像を超えたものばかりで、どんどんステージに引きこまれていきました。

　日も沈み、いよいよ舞台はクライマックスへ。真っ暗になったステージに出てきたのはサモアのファイヤー・ナイフ・ダンサーです。明らかに体に火が触れているのですが、熱くないのでしょうか。迫真の演技に、会場からは何度も拍手喝采が沸き上がっていました。

　あっという間に2時間半のショーが終了すると、続々とキャストが客席に降りてきました。キャストと間近で話せる「ミート＆グリート」の時間です。さっきまでステージで感動のショーを繰り広げていた人たちと、一緒に写真を撮ったりできるのはいい思い出になりますね。

　パッケージは、スタンダード、デラックス、カップル用の3種類があります。カップルパッケージはステージの目の前にふたりだけで座れる特別席と記念撮影、シャンパンが用意されるので、ハネムーンや記念日にもおすすめです。マジックやサーカスは子どもにも大人気なので、家族そろって楽しめるのがうれしいですね。エキサイティングなステージとおいしい食事がたっぷり楽しめる、ハワイでしか体感できない大興奮のエンターテインメントをぜひチェックしてみてくださいね〜！