ハワイアンミュージックの新風が編集部に!

ハワイアンミュージックの新風が編集部に!

伝統を守りつつ、とらわれない。グルービーでアップビートなハワイアンサウンドがやってきた!

公開日:2012.03.05

更新日:2017.06.14

アロハストリート・インタビュー

 ハワイアンミュージックシーンに今、新風を吹かせている女性アーティスト、カヴェナと長年に渡りシーンを率いる重鎮、ギタリストのチノ・モンテロのおふたりが、昨年リリースしたミニアルバム「Salty Kisses」をひっさげ、アロハストリート編集部へ遊びにきてくれました!

Kawena&Chino Montero/カヴェナ&チノ・モンテロ

カヴェナ:オアフ島出身。フラダンサー、作詞家、フラワーアレンジメント、シンガーとあらゆる方面でのクリエイティビティあふれる多才なアーティスト。彼女のコンテンポラリーなセンスと実現力は、今後ますます期待大。

チ ノ・モンテロ:ギタリスト。ハワイアンバンド、元PALOLOのウクレレ奏者。ハワイでは言わずと知れた有名アーティスト。現在はエイミー・ハナイアリイのリードギタリストとしても活躍中。

アロハストリート(以下アロハ):こんにちは!今日はおふたりそろって編集部に遊びに来ていただきありがとうございます!

カヴェナ&チノ:アロハ!こちらこそ、ありがとう!よろしくお願いします。

2.jpg

アロハ:まずは、カベナさん自身のことについて伺いたいと思います。いろいろとマルチに活動されているとお聞きしているのですが、具体的に教えていただけますか?あ、チノさんについてはもう存じ上げているので大丈夫です。 笑

カヴェナ:あはは、そうね。まず、私の母がフラダンサーだったので、小さなころからダンサーとして活動していました。同時にハワイアンミュージックアーティ ストのブッキングエージェントとしても活動を始めました。その後、自身が歌う機会を得て、作詞活動をしたり。また、フラやウェディングにぴったりのハワイ アンフラワーを使ったアレンジメント会社も経営しています。

アロハ:おぉ~バイタリティあふれる多才なカベナさん。とても多忙な生活ですね!ちなみに、チノさんとの出会いはどのようなものだったのですか?

3.jpg

チノ:2005年に中国のフィルムフェスティバルで会ったのが初めてだった。でもその後すぐに一緒に音楽活動を初めたわけではなかったね。それにしてももう最初に会ったころから7年間も経つんだね。早いなぁ。

アロハ:最初は中国での出会いだったとは意外です。それにとても長いおつきあいなんですね。今回のカベナさんの処女作「Salty Kisses」では、チノさんが制作に全面的に関わっているそうですが?

CD-cover.jpg

カヴェナ:そうですね。全曲オリジナル書き下ろしとなっていますが、彼がアレンジやプロデュースに関わってくれています。チノはいつも私にはなかったアイデア をくれるし、とある朝に何も考えずにチノがプレイしたフレーズからインスピレーションをもらったり、一緒に音楽活動をしていると、スケルトンな状態からど んどん色がついていくみたいでとても居心地がいいの。

アロハ:それはとても素敵ですね。今回のCDを聞いていて、とくに最初の2曲「Salty Kisses」と「On The Upswing」はハワイアンミュージックをベースにしながらも、ポップでアップビートな聞きやすい曲だと感じました。何か新しいジャンルという か、体が自然に動くようなサウンドでとてもウキウキしました。

カヴェナ:そうでしょ!!私はハワイミュージックとともに育ったから、もちろ ん伝統をリスペクトしていますが、ちょっと今までと違うテイストにしたいと思っていたの。ハワイミュージックだけ、ポップだけ、は嫌。自分の曲なんだから自 分が聞いていて「この曲好き!」っていうサウンドでなくちゃ、と思って。伝統を守りながら色づけをしてオリジナルのサウンドを作っていけるとうれしいです。

チノ:そうそう。伝統的なハワイアンミュージックは、バース、バース、バース(一節の意)の単純な繰り返し。それは時に少し退屈にも感じる。だからもっとアップテンポでグルービーな曲を作りたかったんです。といっても、この曲でフラダンスを踊れるようにも仕上げたつもりだけどね。

ア ロハ:ハワイアンミュージックを聴いたことがない人でも比較的スムーズに入っていきやすい仕上りになっていますよね。逆にこれがきっかけで若い世代の人たちにもハワイアンミュージックの良さがさらに広がっていくのではないかと思います。ちなみにプライベートではどんな曲を聞かれるんですか?カヴェナさんはポップミュージックが好きとのことでしたが…。

4.jpg

チノ:実は僕は、、、ヘビメタが好きなんだよね~!

(一同爆笑)

カヴェナ:彼のギラギラのイエローギターを見たことある?

アロハ:あ、あのフェイスブックの写真ですか?チノさんはいつもトラディショナルなハワイアンミュージックをプレイする姿を多く見ていたのですが…。 奥底にはそんな音楽魂が隠れていたんですね!そして、3月29日(木)にはWillows Restaurantにて「Salty Kisses」リリースパーティが行われますね。

カヴェナ&チノ:そうなんです。今回は、Brad Kawakamiとコラボレーションイベントになります。ほかにも、Jeremy Hirokawaや、スーパーキッズウクレレプレイヤーのRio Saitoも共演します。

アロハ:楽しみにしています。それでは、本日はありがとうございました!今日は、おふたりの制作現場の裏側が垣間みえたり、チノさんの意外な一面も知ることができて、とても新鮮な時間でした。これからも頑張ってくださいね。

Taking Off
カヴェナ「Salty Kisses」CDリリース・パーティ

[日時] 3月29日(木)18:30~20:30
[場所] Willows Restaurant
[住所] 901 Hausten St.
[問い合わせ] 808-952-9200
[HP] 

  • この記事をあとでまた
    みたい場合は、
    マイページにクリップ!
  • クリップする

この記事をお友達にシェアしよう!

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top