ハワイ大学で短期語学留学体験記

ハワイ大学で短期語学留学体験記

公開日:2007.03.28

更新日:2017.06.25

特別企画&レポート

いまからでも遅くない! 30代のプチ留学
−ハワイで短期語学留学体験記−
 いつかはハワイに語学留学したいと思い続けているものの、「仕事もあるし、いまさら普通の語学留学もな〜」と思っているあなた! ハワイ大学付属の超短期語学留学プログラムに参加してみてはいかがでしょう。このコースは3週間の英語習得コースなのですが、入学資格は16歳以上ならとくになし!何よりもうれしいのは、憧れのハワイ大学校舎で学べるということ! 春休みと夏休みに行われるので比較的受けやすいし、何よりHAWAII! 超オススメです。今年の2月に参加した、私の実体験をお伝えします。
kaorin川崎 かおりん(KAORIN KAWASAKI)

「五感に響く」をテーマに、ハワイに関するテレビレポーターや雑誌の執筆、そしてハワイアン・イベントの司会やプロデュースをするなど、多岐に渡ってハワイ関連の仕事に携わる。趣味のフラにものめり込み、2年前にハワイアン・カフェ「HULAHOOP」を原宿にオープン。夢は「ハワイに住む」こと。

 ハワイに興味を抱いたのは、フラを始めたのがきっかけ。その趣味が高じてハワイアン・カフェを経営するまでに。仕事やフラの関係で1年に数回はハワイに訪れるうちに、いつかはハワイに長期滞在し、語学&フラ留学したい! と決意したのであります。そこでネットで検索したところ、ハワイ大学付属の3週間語学留学プログラムを発見。ハワイ大学10週間プログラムはおなじみですが、2月と7月にはこの3週間プログラムもあるそうで、さっそく申し込みから自分でチャレンジしてみることにしました。
■申し込み

▲申込書は住所や連絡先やらを英語で記入し、パスポートサイズの写真を貼るだけなので、さほど難しいことはなし。

 留学センターなどを通じて申し込むのが一般的ですが、そこは「大人のプチ留学」。申し込みから自分でやってみようと思い、調べてみるとインターネットから申し込み書を入手できることが判明。必要事項を記入した申し込み書と学費($650)を一緒に送ります。日本の感覚だと、「申込みが受理されてから入金」ですがそこはハワイ、これはちょっと不安でした。少々ややこしいのが入金方法。ハワイ大学宛の小切手か郵便為替、送金為替のみ受付とのこと。現金、トラベラーズチェック、クレジットカードは使えません。ちなみに私はハワイの銀行に口座を作っていたので、そこの小切手を同封しました。
 入金は開校の1カ月前までにしてください、と記載されていたのですが、私が書類を送ったのは去年のクリスマスシーズン。その影響もあってか、開始1週間前にやっと合格通知が届きました。ドキドキしたくなければ、書類は余裕を持って提出したほうがよさそうです。審査は、書類の不備がなければ入校できるそうですが、定員になると締め切られてしまいます。ちなみに私のクラスの8割は学校や留学センターを通じて申込を行ったとのこと。私のように直接申し込みの方がお手頃かと思ったのですが、留学費用は同じ。また留学センターなら、キャンペーンやホームステイ先の紹介など副次的サービスも行っているので、不安な方や手続きが面倒な方は検討するのもいいでしょう。

■入校・授業内容
 初日前夜はホテルに泊まり、バスでUHへ。道を歩く学生のエスニックな雰囲気に早くも大興奮! まず学生課で入学手続きをします。受講に際し、アメリカで有効な医療保険に加入するよう義務付けられているので、出発前に海外旅行傷害保険に入っておきましょう。忘れてしまった場合は、学生課でも加入できますし、クレジットカード付帯の保険機能でも大丈夫です。そしてオリエンテーションの後はクラス分けテスト。記述テストと面談(会話テスト)を行い、英語力により5クラスに分けられ、結果は翌朝に学生課で発表となります。今回の参加者は現役大学生が5割、私のように休暇をとって参加の社会人が5割といった感じで、30代女性が大勢いたことにビックリでした。
 受講生は今回ほぼ日本人でしたが、授業は日本語禁止で、上級クラスは休み時間もほぼ英語で会話しなければなりません。緊張の連続でしたが授業は会話中心で、毎日英語でディスカッションをするため、ヒアリングもさることながら、スピーキング力がついた気がします。
▲TOEICのようにヒアリングテープが流れる中、解答をマークシート方式で記入する記述テスト。 久々のテストで緊張しました〜。 ▲短期の私たちにもIDが発行されます。これがあれば図書館にあるパソコンが使用できたり、ザ・バスの定期券や映画館も安くなります。発行手数料5ドル。 ▲授業はウィークデイの8:30〜12:20まで。だいたい1時間に5分休憩が1回あります。
■構内の様子〜終了式
 ハワイ大学はひとつの村と言っていいほど広大で、様々な学科の校舎があり、構内には循環無料バスが走っています。それだけ大勢の学生が利用するだけあって、学食もかなりの大きさ。ここもやはりハワイらしく、かなりボリュームのあるご飯が頂けます。また野外レストランも多く、校舎内道路に自然食屋台やらカレー屋さんなどがあり、毎日構内で食べても飽きません。ほかにも、銀行や散髪屋がありとても便利です。また図書館は3つありインターネットの利用もOK。サークル活動にも参加できるらしく、一般の学生と変わらずに施設が使えます。
 あっという間に3週間が過ぎ、だいぶ英語が上達してきた感じ。最終日には短期留学ながらも、終了式が行われます。会場はハイアット・リージェンシーのボールルームというかなり本格的なもの。代表者のスピーチでは、感極まって涙する子も。終了証もひとりずつ手渡され、心にしみる達成感がありました。
▲現役のハワイ大学生と英会話ができるプログラム「エクスチェンジ」は現地情報なども聞けてとっても楽しかったです。 ▲教室で勉強するだけでなく、ときには課外授業もあり。ダイヤモンドヘッドに登ったり、カピオラニ公園でイベントをしたりと気分転換になりました。 ▲感動の終了式。涙する子もいましたが、各クラスの催し物などもあり、明るい雰囲気で楽しく式に参加できました。
 3週間は短いと思っていましたが、午前中はみっちり勉強、午後はその英語を使ってハワイを満喫できるので、欲張りな30代にはピッタリのプログラムでした。私の体験ですが、自分の実力より少し上のクラスに入ることをおすすめします。最初はついていくのが大変ですが、その分だけ懸命に勉強するから。なので入学前に、英語のテープを聞いたり、自己紹介の英文を考えるなど、試験対策をしておくといいでしょう。また長期留学を考えている方も、予行演習のつもりで3週間プログラムに参加するのもよいかと思います。なにはともあれ、このOLプチ留学、いまからでも十分いい体験ができるので、興味を持たれた方はぜひ!

ハワイ大学NICE / NEW INTENSIVE COURSES IN ENGLISH (N.I.C.E.)
住所:University of Hawaii at Manoa, 2500 Dole St Krauss Hall 004, Honolulu
電話:956-7753
FAX:956-3421
詳細とおすすめ情報はこちら

公開日 : 2007年 3月 28日
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