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第3回 「フラダンサーが妊娠したら…」
 体育会系フラはもういい。本当の意味で楽しくフラを踊りたい…そう思ってハワイに来ました。そんな時「ポン」と天から与えられたディナー・クルーズ「ナバテック」でのフラダンサーとしてのお仕事。ロコ・ダンサーや仕事仲間たちの素顔をご紹介しながら「ロコ風フラの楽しみ方」をこのコラムを通じて皆さんに伝えられたらいいなと思っています!
マリ・へイズ

 学習院大学卒。日本でフラを習い始め、キングカメハメハ・コンペティションなどの大会に出場。その時ハワイで本場のフラを目の当たりにし、ハワイでフラを学ぶことを決意。日本とハワイを行き来しながら、フラ・インストラクターを務める生活をする。ハワイでフラ留学中、ディナークルーズ船「アトランティス・クルーズ・ナバテック」のフラダンサーに抜擢され、現在はナバテックやパーティでプロのダンサーとして踊る傍ら、日本からの生徒に楽しくフラを教えている。ハワイ在住3年。


■おじさんとリボンレイを作りました!
 ナバテックでは、2004年から新しいフラダンスショーがスタートします。そこで、私のソロのナンバーにぴったりマッチしていて、自分自身の新たな気持ち(っていうか気合?)のこもったレイを身につけて踊りたい!と思い立ち、リボンレイを習うことにしました。
 リボンレイとは毛糸などをていねいに編み上げて作るレイ。以前から興味はあったものの「モノグサまり太郎」には無縁のもの(笑)。でも、知る人ぞ知る「Mr.おじさん」とお知り合いになった関係で、私の重い腰もようやく持ち上がったのでした。ヨイショッ…。でも、ひとりで習いに行くのは寂しいので、いつもつるんでいるお友だち4人と一緒に(何気に小心者な私・笑)。
 まず、超初心者向けの「Sheer ribbon lei」に挑戦! 奥さん先生のお手本を見ていると単純で簡単な作業の繰り返し。これだったら、すぐ終わるでしょう…って思ったのが甘かった(笑)。お店で3時間やって、ようやく半分位しかできず…というのも、なぜか糸が複雑に絡んで玉になってしまい私たちではホドケない状態に。となりでキルトを教えているMr.おじさんこと「Dr.おじさん」に緊急オペ(糸の玉ほどき)をしていただきました。まあ、それ以外にも途中でお茶とケーキを買いに行ったり、おしゃべりをしたり、ケーキを食べたりと時間のロスがいろいろあったからかも知れませんけど(笑)。日本からの生徒さんもたくさんいたのに、ちょっとくつろぎ過ぎちゃったみたい。Mr.おじさん、ごめんなさい…。
 ハワイではリボンレイは、卒業式にもスクールカラーで作ってあげたり、誕生日などのプレゼントとして送られたり、またちょっとしたお出かけにも身に着けたりと、よく目につくものですよね。私もおじさんに習ったリボンレイをさっそくUHを卒業するお友だちに作ってあげちゃいました! 皆さんもチャレンジしてみては?
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▲Mr.おじさんと奥さん先生。私たちに気長に付き合ってくれました。感謝感謝!!

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▲お家で、友だちの卒業式用のレイ2本を必死に作りました(汗)。

■フラダンサーが妊娠したら…
 ある日、一緒にナバテックで踊っているダンサーのひとり「カペカ」が「まり、話したいことがあるの」って耳打ちをしてきた。何だか困ったような深刻そうな表情のカペカ…。こっちもドキドキして「何々? どんなこと?」って、身構えて聞いてみたら「私、妊娠しちゃったの」。何かたいへんなことでも起こったのかと力が入っていた私は、HAPPYな報告にホッと一安心。「聞けてとっても幸せよ。おめでとう!」って、脱力した体を彼女に任せながら、ハグハグして喜びを分かちあった。
 でも、なんだか彼女の顔が寂しそう。「どうしたの?」と聞いてみると…「私、この仕事が本当に好きなの。でも、ダンサーとして踊れなくなるのがすごく悲しいの」と。確かに普通のお仕事と違って、フラダンサーはお腹が大きくなり始めたら、すぐに休みを取らなければならない。この点だけはダンサーという仕事のちょっとした欠点だと思う。妊娠していなくても、常に体型には気をつけていなくてはならないし(のハズなんだけどちょっと私も最近お腹のお肉が・苦笑)。
 彼女はもうすでにひとり産んでいるけどスタイルはバッチリ。だから2人目が出来ても、すぐに戻って来れるハズ! 「たった数カ月のお休みなんだし、すぐに戻れるから大丈夫よ~。」って元気づけてあげた。
 たった数カ月のお休みなんて「子どもの誕生」とは比較にならないとっても小さなことですよね。私もBABY欲しいよ~! でも、今妊娠したらダンサーが2人もお休みになってしまうからナバテックがちょっとたいへん。私はまだまだ先かな?
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▲クリスマスショーのトナカイさんの角をつけたカペカと私
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▲彼女の1人目のBABYであるカハイちゃま(1歳)。まつげがフッサフサでうらやましい!


■I Miss クリスマスショー
 クリスマスショーが、12月25日のクリスマスの日を最後に幕を閉じた。私はこのクリスマスショーがとっても大好きで、トナカイさんの角をつけたり、真っ白な衣装に身を包まれながら踊ったり、そして、サンタさんハットをかぶってタヒチアン・ダンスしたり、この仕事ですっかりクリスマス気分を満喫していたのでした!
 クリスマス当日。「今日も仕事なの~?」って、旦那のファミリーからのブーイング。自分自身もイヤイヤながら、楽しいリラックスムードのファミリー・パーティを後にして仕事へと向った。でも、いざ仕事場に着いたら、クリスマス当日&クリスマスショー最終日だということで、ダンサーやシンガーのみんなで、プレゼント交換したり、お菓子食べまくったりして大盛り上がり。満足! 満足!な私でありました。
 ちなみに、ダンサーたちの間では、仕事で必需品である「つけまつげ」「つけまつげのグルー」「メーク落とし」 などがプレゼントの常連さん。普通の人にあげるのとは一味違うでしょ。これらお役立ちグッズはプライス的にもお手頃でとっても喜ばれるんです。私たちダンサーへのプレゼントに迷ったら、これらを買っていれば間違いなし!なのです。必要なものが分かっていると選ぶのに苦労しなくてラクですよね~!
 といった感じに、最後にプレゼント交換もありつつ、あっという間に、楽しいクリスマスショーが終わってしまい、レギュラーショーに戻ってしまったのでした(涙)。でも、これからまた、2004年の新しいショーに向けての練習が始まります。それもまた、楽しみに思ったりして、このフラダンサーとしての仕事は、私にとって飽きることがなくって良いのであった。めでたしめでたし…。
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▲私がもらったクリスマスプレゼントの内の「つけまつげグルー」と「化粧落とし」


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公開日 : 2004年 1月 7日



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