2001年、春にニュージーランドからハワイにやってきた

 

 

小さなハナとの生活がスタートして

 

 

終わる事の無いハナとの日々を大切にしてきましたが

 

 

12月17日の夜

 

 

ディナーを食べた後

 

 

眠るように永眠をしてしまいました。

 

 

私は旅先にいて

 

ハワイに帰ってくる前の夜の出来事でした。

 

 

 

今朝、ハワイに戻って来て

 

冷たくなった

 

ハナのきれいな顔を抱きしめたら

 

 

涙が止まらない。

 

今までハナがみんなに

 

与えてくれた愛を

 

 

ありがとう

 

 

 

伝えるのが、今は、精一杯。

 

そして

 

 

突然の別れは

 

 

悲しい

 

 

まもなくハナの心待ちにしていた

 

クリスマスのために

 

プレゼントを抱えて帰ってきましたが

 

 

今年のクリスマスまで

 

待っていてくれませんでした。

 

 

 

深い悲しみは

 

 

 

 

涙が涸れるまで。

 

そして

 

ハナのいなくなった日常の

 

その先にあるものは

 

今は何も見えないし、感じる事もできません。

 

 

 

 

 

サンフランシスコ滞在中

 

 

やっと気温も下がり始め、風も出て来たので

 

ゴールデンゲート海峡を挟んでサンフランシスコ市の

 

対岸にある海辺のリゾート、サウサリートのヨットハーバーから

 

ヨットをチャーターしてセーリング出航。

 

その最中に

 

iPhoneは海に落ち、今頃アシカたちがおもちゃにして使っているはず。

 

そして、私、入院。

 

予測もしない事態。

 

 

入院中にお見舞いに訪ねてくれた友人や仕事関係の人たちの

 

温かい言葉と笑顔に励まされて

 

無事に退院できて思いもしなかったロングバケーション終わりました。

 

これからは自宅療養。

 

 

失った物もたくさんあった、でも、それは

 

生きていれば、また手に入れる事が出来るもの。

 

周囲の人たちの励ましや助けがどれだけ無力で無知な私の

 

支えになっているか、ということが身にしみてわかりました。

 

 

ハナにとっても長い長いお泊りとなってしまいましたが

 

私の自宅療養が落ち着いたので

 

我が家に帰ってきました。

 

ハナは思いのほか元気で安心。

 

このロングバケーションでのたくさんの思い出や

 

経験を心に刻んで、

 

また海に入れる身体になることを目標に治療に専念します。

 

しかし、人生は、明日何が起こるかわからないって

 

本当にそのとおり。

 

でもこうしてまたハワイのサンセットを自分の目で

 

見る事ができるようになったのは

 

支えてくださった周囲の人たちからいただいた力のおかげです。

 

人の力がどれだけ生きてゆく上で必要であるのか、ということが

 

今回のロングバケーションでよくわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

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まるでホテルカリフォルニアの

レコジャケのような写真!と

撮影した後で

一緒に行った友人たちと笑ってしまいましたが

夕食の後

ゴールデンゲートパークの中で

おこなわれている光のショーを

見に行って来ました。


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ヒッピーな時代に戻ったような

サイケな色彩の光は

ジャニス・ジョプリン、

スライ&ザ・ファミリー・ストーン、

ザ・フー、

ジェファーソン・エアプレイン、

ジミ・ヘンドリックスなどなどの

ミュージックに合わせて

映像がどんどん変わっていきます。

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この建物は

Conservatory of Flowers 

と言う

亜熱帯性の花々が収集されている植物園。

植物園の白い建物に光を投影させたショーが

夏の終わりの夜におこなわれています。

外から見ていて

中には入れないと思っていましたが

入り口付近に人影があるので

近づいてみると

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入口がオープンしているじゃあありませんか。

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夜の亜熱帯植物園は

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とても神秘的でステキな空間。

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重なるように生い茂る蔓

大きな葉っぱ

肉厚な花

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みんな夜行性なのか

活き活きと輝いています。

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植物園の内部まで


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満たされる音楽に合わせて

植物たちも

ユラユラと揺れているような不思議な

空間です。

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見に来ている人たちも

サイケな衣装で

ハッピーそう。

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でも

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夜の植物園にこのままいたら

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魔法にかかってしまいそうなほど

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植物たちのパワーがみなぎっている空間でした。

サンフランシスコでヒッピー時代を

通過して大人になった心やさしい友人たちに

これぞサンフランシスコ!というような

貴重な体験をさせていただいて大感謝。