孤高の人…
ターシャや希林さん、
そしてフジコさん…
強い信念のある方に惹かれ憧れます☺︎♪
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. "魂のピアニスト"
1999年、NHKのテレビ番組に出演したことでその名を世間に知られるようになったピアニスト、フジコヘミング。
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幼い頃から日本人ピアニストの母からピアノの手解きを受けたが、なかなか芽が出ずに60才を超えてから世界に見いだされることになった。
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中耳炎が完治しなかったことによる聴力の低下、そして大事なリサイタルを前に聴力を失うというアクシデントも。相当な紆余曲折を経験し、高齢ながらに念願のワールドツアーを実現。
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80才を過ぎた彼女の演奏を聴きに、世界中の人たちがこぞって会場に集まる理由は何か…。どの国のツアーも会場は満席。魂の芸術家は聴力を失いつつあることや、ミスタッチを恐れない。
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その自信の裏側にあるのは、日々の練習。毎日ピアノに向かう時間はなんと4時間。高齢の彼女には大変な労力だと思う。
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世界のあちこちに自宅を構え、猫や犬とともに慎ましい生活を送る彼女。
古い物や歴史のある物に囲まれたインテリアもステキ。
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舞台に上がる一瞬の輝きのために、(端から見ると)とても地味で孤独な毎日を送っている。それは振り子の原理と同じ。輝きが強ければ強いほど、深い闇や孤独と対峙することになる。
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どうかいつまでもお身体を大切にしてほしいです。