広島県広島市は、同市を訪問したホノルル市のブランジアーディ市長に対し、「平和と理解の促進」に貢献した人々に贈られる特別名誉市民の称号を授与した。
広島市とホノルルは、戦後14年後より66年間にわたって姉妹都市として関係を築いており、広島市は今回、2021年の市長就任以降、平和推進の連帯や文化交流を深めてきたブランジアーディ市長の功績を称え、特別名誉市民の称号を贈ることを決定したとしている。
ブランジアーディ市長は、市長就任後初の海外訪問として、東京渋谷区や広島市を訪問。広島市では6日(水)に行われた平和祈念式典にも参加したほか、原爆投下とその余波を写真や歴史的記録を用いて伝える広島平和記念資料館を視察し「この資料館を視察したことは、私の人生で最も強烈で、深く心を揺さぶられる体験の一つでした。ここで起こった多くの苦しみと死を思うと、胸が痛みます。その記憶は今もなお生き続けていると思います」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ