ジャンル
CLOSE

「店舗名・キーワードなど」「ジャンル」「島・エリア」はいずれか1つのみでも検索できます。

CLOSE
CLOSE

2007年11月21日
知っておきたい!ハワイアン・カルチャー

ハワイに息づくアロハ・スピリット

 今日のハワイアン・カルチャーは、独自のポリネシア文化をベースに、西洋文化や日本をはじめとした移民の国の文化の影響を受けて形成されています。伝統文化を大切に受け継ぎながら、同時に変化も受け入れる、そのバランス感覚こそが、アロハ・スピリットからきています。
 ハワイ語の中でもっとも知られている言葉である「アロハ(ALOHA)」とは、5つの文字を頭文字とし、それぞれが意味を持つハワイ語です。そのひとつひとつがハワイの人々のスピリットを表し、愛と思いやりと、信頼を込めた挨拶の言葉となって、私たちに出会いの喜びを教えてくれます。

A :AKAHAI(やさしさと思いやり)
L :LOKAHI(調和、融合)
O :OLU'OLU(喜びをもって柔和に)
H :HA'A HA'A(ひたすら謙虚で)
A :AHONUI(忍耐と我慢)

すべての人に愛と祝福を注ぎ、互いを尊重し思いやる心。旅人を温かく迎えいれてくれる「ALOHA」には豊かで深い気持ちが込められているのです。

フラ、レイ

フラ

 ハワイを訪れるとビーチやホテルなど、必ずどこかで目にするフラ。フラは神へ捧げる神事であり、また文字をもたなかったハワイでは、民族の歴史や知恵、英雄たちの記憶、愛などを語るために体で表現するすぐれたコミュニケーション・ツールでした。フラとはハワイ語で「踊る」「踊り手」「チャント(詠唱)を歌う」という意味を持っています。手や体の動き、目線などの動作のひとつひとつにはメッセージが込められていて、身にまとうレイや衣装、使われる楽器や道具にも意味があります。本当のフラは、ハワイの言葉や文化、歴史の知識がなくては踊れない、ハワイアン・カルチャーを体現した伝統芸術なのです。
 現在、フラには「カヒコ」と呼ばれる古典フラと「アウアナ」と呼ばれる現代フラがあります。

レイ

 古代ハワイから現代に伝わる伝統文化のひとつが「レイ」を贈る習慣です。お誕生日、お祝い、励まし、出会い、別れ、ハワイの人々にとっては、レイを贈ること、贈られることは毎日の生活の一部なのです。
 ハワイ伝統の首飾り「レイ」といえば思い浮かぶのは、ハワイの自然で作られたさまざまな色と香りの花のレイ。イリマ、ジンジャー、ピカケ、ロケラニ、プルメリア、マウナロアをはじめとした花のレイは、その種類により見た目も雰囲気もがらっと異なります。花以外にも鳥の羽根、貝殻、木の実、海藻などの種類に加え、最近では、リボン、キャンディ、布、毛糸、紙幣などを使ったまったく現代的な新作レイも登場しています。女性向け、男性向けによってデザインも異なるので、贈る相手やシチュエーションによって、さまざまな色味や見た目のレイを楽しむことができます。

ハワイ語

 ポリネシア語の仲間であるハワイ語は、文字をもたず、フラなどの伝承手段によって受け継がれてきました。現在のような文字ができたのは、1820年にキリスト教布教を目的に、米国ボストンから訪れた宣教師たちがハワイの音声言語から文字が書き表されてから。もともとハワイにあった言葉とともに、新しく持ち込まれたものにハワイ語の名前をつけて進化したものが、現在のハワイ語です。
 ハワイ語は日本語と同じように、5つの母音があり、読み方もアルファベット読みに近いので、日本人には慣れると聞きやすいと感じるかもしれません。

ハワイアン・フード

 昔ながらのハワイ料理といえば、祝祭などの宴会「ルアウ」で振舞われた料理で、カルア・ピッグ(丸ごとの豚をタロイモの葉で巻いて地面の穴で炙り焼きにしたもの)、ラウラウ(肉や魚などをタロイモの葉やティーリーフで包み込んで蒸し焼きにしたもの)、ポイ(タロイモを蒸して発酵させたもの)などがあります。多様な移民がいるハワイでは、各国の食文化をもとにハワイでアレンジされてできたものも数多く存在します。塩漬けのサーモンに野菜を合わせてマリネしたロミロミ・サーモンや、日系移民が造ったハンバーグ丼がもとといわれるロコモコ、缶詰のスパム肉をスライスし握り寿司型のおにぎりにしたスパムむすびなど、ハワイの食生活は、家庭料理もファイン・ダイニングでもバラエティ豊か。ハワイのローカル・フードは、一度はまるとやみつきになる奥深さです。

アロハウエア

 ハワイといえば、アロハシャツにムームー。アロハシャツは、日系移民が着物をもとに仕立て直した男性用のシャツが起源と言われています。ムームーは、ハワイの上流階級の女性が米国から渡ってきた宣教師の服装などをハワイ風にアレンジしたものと言われています。
 アロハシャツにムームーは、ハワイの正装。ビジネスやディナー、結婚式にも相応しい服装です。とくに男性のアロハシャツは、ハワイのビジネスマンの定番的服装です。

ハワイアンキルト

 1820年代、ハワイにやってきたアメリカの宣教師の妻たちが島の女性たちにパッチワーク・キルトを紹介したことから、独自のスタイルが確立されていったのが、ハワイアンキルトです。1枚布にデザインを切り抜いてアップリケにしていくという、世界でもほかに類を見ないキルトのスタイルで、デザインはハワイの動植物の柄を取り入れたものや、ハワイ王朝の歴史を語るもの、紋章の入ったものなどが定番。手縫いで何カ月もかけて作られてるハワイアンキルトは、ハワイの自然の美しさや、大切なメッセージがひと針ごとに縫いこまれたアロハスピリットを感じるアートです。

ウクレレ

 ウクレレは古代ハワイ伝来の楽器ではなく、1800年後半の移民政策によって、渡ってきたポルトガル移民が持ち込んだ民族楽器の小型ギター、ブラギーニャが変形した楽器です。古代ハワイにはもともと楽器がなかったため、ウクレレの誕生によって、ハワイに初めてメロディを持つ音楽が誕生し、フラの世界にも著しい変化をもたらしました。たった4弦の小さな楽器から生まれる音色は、実に多種多様。聞くだけでハワイの空気が感じられる音色の虜になる人が、世界中で増えています。
 ちなみに、ウクレレとはハワイ語で「ウク(ノミ)、レレ(飛び跳ねる)」という意味。

ハワイアン・ヒーリング

 ハワイ特有のロミロミは、ハワイに古くから伝わるマッサージのひとつ。もともとカフナ(能力者、祈祷師)によって継承された秘術で、彼らは心と身体のバランスを整える医術のひとつとして、マッサージだけにとどまらず、薬草療法や食事療法なども指導していたそうです。ロミロミが持つ癒しのエネルギーは、アロハ・スピリットそのもので、愛をもって心身を治すのがロミロミの原点になっています。現代のロミロミは、ボディ・マッサージやオイル・マッサージが主流となっていますが、セラピストの身体を通して、たくさんの目に見えないアロハが注ぎ込まれています。
 ロミロミのほかにも、ハワイでは、溶岩や岩塩、ククイナッツ、ティーリーフなど自然の素材を生かした、身体にやさしいトリートメントが充実しています。

コナコーヒー

 ハワイの特産物のひとつとして有名なコナコーヒーは、あまたあるコーヒーの中でも最高品種のひとつとして世界中の人から愛されています。世界のコーヒー豆総産出量のわずか1%にもみたない生産量のコナコーヒーは、ハワイ島カイルア・コナの街からほど近い山の中腹にある一帯で作られています。ハワイでは、ハワイ島以外の、カウアイ島、オアフ島、マウイ島、モロカイ島でもコーヒーは生産されていますが、コナコーヒーと呼ばれるものは、ハワイ島の中でも、わずか40キロほどのベルト地帯で生産されるコーヒーだけという貴重なものです。個性的なコクと酸味、香りのよさ、そのクオリティの高さは、米国ホワイトハウスで行われる晩餐会で必ずコナコーヒーが出されるということでも知られています。純粋な100%コナコーヒーのほかにも、マカダミアナッツやチョコレートなどのさまざまなフレーバー・コーヒーが味わえます。

page top