ハワイが丸ごとわかる博物館に恐竜が!

ハワイが丸ごとわかる博物館に恐竜が!

ハワイの博物館に期間限定で、近年発見された羽毛恐竜を含む総勢15体の実物大の模型恐竜たちがやってきた!

公開日:2011.08.19

更新日:2017.06.14

編集部体験レポート

 アロハ!ユカリンです。
 8月も半ばを過ぎて、ふと気がつけば「あれ?秋の空だ…」と感じる今日この頃のハワイ。常夏のハワイといえども、ちゃーんと季節を感じることができるんですよ。ところでみなさん、ハワイの歴史や火山、星空について学べる博物館があることはご存知ですか?なんと!今なら期間限定で、近年発見された羽毛恐竜を含む総勢15体の実物大の模型恐竜たちを見ることができるんですって。これは行かねば~!

 

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 やってきたのはこちら、ビショップ・ミュージアムです。ミュージアムは、1889年カメハメハ王家最後の直系子孫であるバニース・パウアヒ王女が亡くなった際、夫であるチャールズ・リード・ビショップ氏がその追悼のために設立しました。

 

 館内には、ハワイの美術工芸品とバニース・パウアヒ王女が相続した、王家伝来の美術工芸品がいっぱい!さらに、ハワイと太平洋諸島ポリネシア全域の文化に関する美術工芸品、文献、写真など、その数は200万点を超えるという、世界的にも価値の高い貴重なコレクションが大集合しています。

 

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 外壁に溶岩が使われた本館の中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが50フィート(約15メートル)の巨大なクジラ。昔のハワイアンたちは、1日に食べきれる分だけの魚しか漁をせず、こんな大きなクジラを食したのは、自然に海岸へと打ち上げられたものだけだったんだそうです。

 

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 ハワイアンホールの1階は、ハワイの神々、伝説、神話に触れることの出来る世界になっていて、その中でも興味深いお話を聞けたのがこのフィッシング(釣り)の神様として有名な「Kaneikokala(カネイコカラ)」。

 この石像は1906年、ハワイ島のハワイハエに住むワヒネヌイという男性からミュージアムに寄付されました。なんでも「地中に埋まっているから掘り出して欲しい」という夢を見て、お告げの場所を掘ったら本当にこの神様を発見したとのこと。そして、このワヒネヌイさんが「掘り起こした3日後には、病気で亡くなる」と夢で告げられた通り、3日後に本当に亡くなってしまったのだとか。不思議な話ですよね…。

 そして、この石像には、さらにミステリアスな話があるのです。2006年に改装工事が始まったハワイアンホールで、ほかの神々の像と同じようにガラスケースの中に保管をすることに。しかし、5フィートの深さで固定してあった石像は、12フィートまで掘ったにも関わらず、決して動かなかったのだそう。釣りの神様「Kaneikokala(カネイコカラ)」は、よほどその場所から動きたくなかったのでしょうね。現在、どんな状態で保管されているのかは、ぜひ博物館でご覧になってみてくださいね。

 

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 こちらはカメハメハ大王が実際に羽織っていたケープ。この鮮やかな黄色は、今は絶滅してしまっているMamoという鳥のごくわずかな黄色の羽部分でできています。カメハメハ大王のケープを作るために40万匹のMamoの羽を使用したんだそうですよ。ちなみにカメハメハ大王の身長は203センチほどあったんですって!大王の横に並んでいる息子たちのケープのサイズと比べると一目瞭然です。ずいぶんと大きな人だったんですね。

 

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 さてさて、おまたせしました。恐竜です!博物館の芝生アリアでは、体長17メートルのティラノサウルス・レックスが大きな鳴き声で威嚇してきます。瞬きや顔の表情など、まるで本当に生きているみたいにリアルでびっくり!作り物とわかっていても、やっぱり怖い~(笑)。

 

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 キャッスル記念館1階には、羽毛恐竜を含む総勢15体の実物大模型恐竜の見学や化石発掘作業が体験できるエリアもありますよ。なんだか古代に紛れ込んでしまったような気分。こんな大きな生き物が本当に存在していたなんて信じられませんよね。これはもうキッズ連れで行ったら大興奮に違いありませんー。

 

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 このほかにも館内には、ハワイの夜空をたーっぷり堪能できるプラネタリウムのほか、ボルケーノや溶岩についていろいろ学べる「サイエンス・センター」など、アトラクションが盛りだくさん。学びながら、たっぷり楽しめますよ!

 

 
 
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 最後は、この日ツアーに参加したスタッフみんなで記念撮影。「夏休みにハワイ旅行にいらっしゃるファミリーのみなさん、ビショップ・ミュージアムは、家族みんなで楽しめるおすすめスポットですよ!恐竜展は9月5日まで開催中ですので、ぜひ遊びにいらしてくださいね」と、特別にガイドしてくださった、セールス・マネージャーのクロードさん(写真左から4番目)もおっしゃっていました。

 

夏休みの自由研究のテーマに「ハワイで見た恐竜」なんていかがでしょう?私も息子と一緒に恐竜を見に行こう~っと♪

 

ビショップ・ミュージアム

Bishop Museun

 

[エリア] カリヒ

[アクセス] 車でワイキキから約25分。ワイキキからザ・バス#2、#Bで「ビショップ・ミュージアム」下車。約40分。

[開館時間] 9:00~17:00

[電話] 808-847-8291

[入館料] 大人:$17.95
子ども:(4~12歳)$14.95
シニア:(65歳以上)$14.95
(入館料にはプラネタリウム、サイエンス・センター、及び特別展示が含まれます)※3歳未満は無料です。

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