アロハ！リツコです。
　4月30日（土）、ワイキキにあるおしゃれなオーシャンカルチャー・ギャラリー「グリーンルーム・ハワイ」で、1周年記念のチャリティイベントが行われました。1周年を迎えるにあたり感謝の気持ちを込めて、東日本大震災の被災地の方々や、日本中の海を愛する人たちに少しでも元気を届けたいとの考えから「LOVE for JAPAN 1year Anniversary Party & LOVE for JAPAN Charity Fundraiser」と銘打ったイベントを開催したのです。

　趣旨に賛同した数多くのアーティストが、それぞれ多くの作品を提供。それらをオークション販売し、売り上げの全額を義援金として ALOHA FOR JAPAN を通じ日本へ送るというイベントです。当日の様子はUstreamを通じてライブ配信され、会場に来た人だけでなく、日本をはじめ世界中からもメールや電話でオークションに参加できるようになっていました。私がおじゃましている間にも、Ustreamを見た！という人からヘザー・ブラウンの作品に$1000のビットが入っていました。すごいですね。

　ギャラリーには、アーティストの皆さんも続々と現れて、さらに人でいっぱいに。とくに、ヘザーのインタビュー＆サイン会には、驚くほどの人たちが列を作り、写真を撮ったりサインをもらったり…人気の程がうかがえます。

　そんなヘザーさん。ファンのみなさんに囲まれて忙しい中、少し時間をくれて「私は日本が大好きだから、本当にみなさんのことが心配です。私の作品が少しでも日本のサポートに役立ってくれたら、うれしいのだけど…」と話してくれました。自然体ですてきな人なんですよね…。

　温かくてキュートな作品で人気急上昇中のアーティスト、カット・リーダーも登場。こちらもファンに囲まれて忙しそうな様子でした。カットにインタビューしている瀬川慶さんが持っているのが、彼女が日本を思って創り上げたアート。私、この絵がすごーく好きです。今回の震災にはとても心を痛めている…と言っていた彼女。近いうちに、日本へ行く予定もあるそうです。

　そして、今回のイベントのロゴモチーフがプリントされたすてきなチャリティTシャツは、限定100枚のみの販売。レアなTシャツを買い逃さないように…とレジも長蛇の列となっていました。ギャラリー内は、身動きをとるのも大変なほど、熱気あふれる状態です！

　このイベントロゴの作者であるアーティストが、こちらのショー・ワタナベさん。アートのセンスはもちろん、人柄もとてもすてきな方で、日本でもハワイでも、ファンがいっぱいです。

　そしてこちらはローカル・アーティストのジェイソン・テラオカさん。現代アートの世界ではとっても注目を集めていて、ハワイにとどまらずメインランドやヨーロッパでも活躍されているそうですよ。

　華やかな中に、温かい想いがいっぱい詰まったチャリティイベント。オーナーのジュンさん（写真中央）、マネージャーのムツミさん（右）、そしてスタッフのヨーヘイさん（左）。みなさん、とにかく汗だくで走りまわっていらっしゃいました。お疲れ様です！

　この後、場所をダウンタウンに変えて、夜までイベントは続きました。チャリティ・アイテムの売上と、イベントへの参加料など、この夜だけで＄7500を集め、寄付することができたそうですっ！

　グリーンルーム・ハワイのみなさん。1周年、本当におめでとうございます。これからも、アロハあふれる作品を紹介してくださいね。