当局がハワイ島のハイウェイの一時閉鎖の可能性を示唆

2022.12.01

日刊ローカルニュース

ハワイ州当局は30日(火)、マウナケア山の噴火活動に伴う今後の行動計画を発表。溶岩流の流出経路によっては、ヒロ地区とコナ地区を結ぶ重要な道路であるダニエル・K・イノウエ・ハイウェイを一時閉鎖する可能性があるとしている。

ハワイ火山観測所によると、30日(水)8:00の時点で、マウナロア山から流出している溶岩流は、山北東部の標高7,000フィート以上、ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイから3マイル以上離れた場所をゆっくりと移動中で、関係者は、このままの流れが続けば、ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイに溶岩流が到達するまで1週間以上かかるとの試算を発表。米国地質調査所は、マウナロア山から流出している溶岩流がハイウェイに到達する可能性は「非常に高い」とし、当局では今後、必要に応じてハイウェイを閉鎖し、交通を迂回させる準備をしているとしている。

ハワイ郡のロス郡長は、溶岩流がハイウェイに到達した場合、島のインフラに大きな影響として、住民に対し、ハイウェイが利用できない事態となった場合に、どのような代替手段を使うか念のために検討するよう求めている。

なお、ハワイ火山観測所の科学担当者は、今回の噴火では4つの亀裂が開口しているものの、現時点で溶岩の流出が確認されているのは2つの亀裂のみで、周辺コミュニティへの影響は出ていないとコメント。当局では、住民に対して引き続き状況を注視するよう呼び掛けているものの、自主避難者のために開設していた緊急避難所2カ所は閉鎖している。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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