ハワイ州知事局は24日(金)、ハワイ州の公務員に対して求めてきたワクチン接種証明書または陰性証明書の提示措置に違反したとして、少なくとも3名の州公務員を解雇したと発表した。
当局によると、今回解雇された3名の州公務員は、ワクチン接種が完了したことを示す証明書か、ワクチン接種を行わない場合に求められている週ごとの陰性証明書の提出にも従わなかったため、最終的に解雇することになったとしている。
ハワイ州のイゲ州知事は今年8月、ハワイ州の公務員に対して、ワクチン接種を義務付けると発表。ワクチン接種の証明書を提出できない場合は、毎週、自費で新型コロナウイルスの検査を受ける必要があるほか、証明書の提出や検査の受診を拒否する場合には、解雇となる可能性もあるとしていた。
なお、ハワイ州当局は、9月13日(月)の時点で州公務員の約89%がワクチン接種が完了しているほか、約2.6%が少なくとも1回めのワクチン接種を終えているとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ