州内でコロナ探知犬の訓練を開始

2020.12.03

日刊ローカルニュース

ハワイ州内で、新型コロナウイルスのにおいを嗅ぎ分ける「コロナ探知犬」の訓練がスタート予定となっている。

今回、コロナ探知犬として訓練を受けるのは、非営利団体のアシスタント・ドッグ・オブ・ハワイに属しているサディ、サム、テス、ユキの4頭の犬で、関係者は「犬は人間の10万倍以上の嗅覚を持っているとされていて、すでに犬を人間の細菌感染を検出するように訓練した研究で、正答率が99%以上であるとの調査結果もあります。呼吸器疾患のある感染者は独特の臭いを発するとされており、将来的にコロナウイルスのにおいを嗅ぎ分けるように訓練できると思っています」とコメントしている。

新型コロナの探知犬の育成には、感染者が着用していた洋服などを使って訓練が行われる予定で、クイーンズ・メディカル・センターでは、新型コロナウイルスを患った人、約100名の協力が必要であるとコメント。協力者はメディカルセンター側が送付するマスクやTシャツ、リストバンド、靴下を12時間身に着けて、それらのサンプルを研究機関に返送することになるとして、協力を呼びかけている。

なお、コロナ探知犬の訓練は、今後1~2週間のうちに開始予定で、4頭の犬たちは訓練終了後、病院や空港、学校などでコロナ探知犬として活躍する見込みとなっている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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