ハワイ火山天文台は、活発な火山活動が続いているハワイ島にある活火山、マウナロアの警戒レベルを「注意(Advisory)」から「通常(Normal)」に引き下げると発表した。
当局によると、過去6か月間の調査結果で、マウナロアでは火山が噴火のない通常の状態に戻ったとされる「near background levels」になっており、噴火活動がない通常の状態にあるとみられるとしている。
UHマノア校のハワイ火山学センターによると、マウナロアは1843年以来、33回噴火していることが確認されており、今回、警戒レベルが引き下げられたものの、地質学者らは、今後もマウナロアの火山活動を注視するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ