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第7回 アロハサーベイ 「変わりゆくワイキキ」特集

2006年11月 1日 16:02 | オアフ島 サービス ショッピング ハワイで暮らす ホテル レストラン 

アロハサーベイ結果発表!
ワイキキ滞在はやっぱり高い満足度!
「変わりゆくワイキキ」特集
   アロハ! 編集長の上野です。
 ここ数年、ハワイの観光産業は絶好調。毎月のようにトータルの渡航者数で新記録を伸ばし続けていました。同時に、ワイキキの歴史始まって以来と言われるほど大規模の開発が進み、あちらこちらで工事が行われています。
 編集部にも行きすぎた開発を憂う意見が寄せられていた「変貌するワイキキ」について、皆さんの率直なご意見をうかがってみました。

※調査結果の無断転載はお断りしております。
データの利用をご希望の方は、アロハストリート編集部までお問い合わせください。
 ⇒ info@aloha-street.com

■回答者のプロフィール

 日本人客は全体の2割弱。認識との著しいギャップ
 
 州全体の観光客数において、日本人の占める割合はどのくらいだと思いますか?という問いに対し、最も多かったのは40%以上、60%未満というお答え。そこまでいかなくても、実に98%もの方が、日本人は全体の20%以上はいるのだろうと認識されているようです。
 さて、正解は……? 2006年8月までの観光客数は、州全体で505万人。昨年とほぼ同数です。その内、日本人は91万6千人。つまり「18%」が正解となります。それを聞くと、ほとんどの方がビックリされるのですが、過去最高に比率が上がった頃でも、30%程度。ワイキキを歩くと、日本人だらけのような印象を受けるものですが、実際に州全体を見回すと、旅行者の6割はアメリカ本土から来る旅行客なのですね。
 わずかこれだけの人数とはいえ、日本人の海外渡航先としては大人気のハワイ。旅行会社さんが懸命のサービスに努め、日本語で快適に過ごせる環境も実現されているというわけです。

 トータルの旅行者数は増加。日本人客は、実は減少

 ワイキキには観光客が増えたと感じる方がほとんどで、それは上記にも書いたとおり事実です。しかし、日本人旅行者数は1997年の200万人をピークに、とくに2001年の同時多発テロ以後は、130万人と極端に減ってしまいました。
 昨年ようやく150万人に戻したのですが、今年はホテルの在庫減少や航空運賃の実質値上げ、便数減少などによって、昨年同期比で8%の減少傾向にあります。日本ではハワイの情報番組や雑誌の特集があふれていて、ハワイの人気は相変わらずなのですが、ちょっと残念ですね。

 騒音は気にならない、でも渋滞は顕著な問題
 
 地元で車を運転する者にとっては、あちらこちらで渋滞に巻き込まれてイライラしたりもするのですが、旅行者の方々も8割近くが渋滞を体験されているようですね。解消されるめどもなく、どんどん車が増え、道路工事も状況を悪化させています。
 DFS前のルワーズ通りやロイヤル・ハワイアン・ショッピング・センターでは、大規模な工事が行われていて、近くを通ると騒音もかなりなもの。観光の皆さんも、4割の方が「ややうるさかった」という回答。宿泊する場所にもよるのでしょうか。

 ワイキキ滞在は、それでも高い満足度
 
 誰もが認めるワイキキの物価高。あえて漠然と質問したので、日本での暮らしと比べたり、他の旅行地と比べたり、あるいはワイキキで得られるバリューそのものと比べたりと、実際の基準はバラバラなのかもしれませんが、実に85%が「ワイキキの物価は高い」と回答したのには、思わず苦笑してしまいました。
 工事の影響もあるのか景観が損なわれたと感じる方が約半数。でも、ホッとするのは、それでもワイキキの満足度はひじょうに高く、8割が「満足だった」と答えてくださいました。良かった……(笑)。

 ホテルは取りにくくて高い。サービスは合格
 
 半年前から予約をするというアメリカ本土からのお客さんで、ホテルの部屋が少なくなり、需要と供給の関係で価格も上昇していると聞きます。実際、75%の人が「ツアーやホテルが高くなった」と回答。半数近くが「取りにくさ」を実感しています。
 が、ここでもホッと胸をなで下ろすのは、ホテルのサービスについては、目立って不満を訴える人がいなかったこと。滞在の拠点として、長い時間を過ごす場所だけに、クレームも出やすいのですが、ホテルの皆さんも一生懸命、サービスに努めていらっしゃるのですね。

 開発は楽しみ、だけど心配
 
 たまたまワイキキの開発のニュースに対して、心配の声をうかがっていたので、ポジティブ・ネガティブ両方の選択肢をランダムに並べて、洗練され、生まれ変わっていくワイキキについての皆さんの感想や意見をうかがってみました。
 ワイキキの各施設は古くて、時代にマッチしていないものも多かったのは事実なので、生まれ変わることに期待する声が上位に位置しました。ただし、ここでキーワードとして浮かび上がってくるのは、「ハワイらしさ」ということ。他の商業リゾートのようだったり、ハワイらしい雰囲気をなくして都会になってしまうようなプロジェクトには賛成できないという意見が、自由コメントにも強く表れていました。

 ワイキキにスーパーやカジュアル・レストランをもっと!
 
  今、ワイキキの表通りにできようとしているのは、ブランド・ブティックだったり、アメリカ本土から来る大規模なレストラン・チェーンだったりするのですが、それらは日本のハワイファンが望む者とはちょっと違うのではないか……。実際に皆さんは何があったらうれしいのか、という質問には、スーパーマーケット、カジュアル・レストラン、市場、フードコートなど、リーズナブルで生活感たっぷりのハワイが楽しめる施設などが上位に並びました。

■サーベイを終えて
  皆さんの「生」の声を即時にうかがうことができるアロハサーベイは、地元のビジネスやメディアなども注目してくれています。毎回、新聞やビジネス誌に取り上げられ、次のテーマは何? などと、インタビューを受けることも増えてきました。今回は、ローカル・テレビにも出演予定です。
 最近、ハワイの皆さんと話していて気づいたのですが、「ハワイらしさ」にこだわった開発を望むのは、地元に住み、ハワイの観光のために働く人々もまったく一緒だということです。あくまでも古く、使用に耐えないインフラを根底から整え直すということが目的の開発がメインで、「ハワイらしさ」を演出しようと最大限の注意が払われているのですね。新生ワイキキの完成を楽しみに待ちましょう。
 次回のサーベイは11月半ばに実施予定です。

公開日 : 2006年 11月 1日