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アロハサーベイ「新禁煙法」

2006年12月27日 15:59 | オアフ島 法律、州法 

アロハサーベイ結果発表!
困る! 歓迎! 賛否両論でまっぷたつ
「ハワイ州新禁煙法」特集
 アロハ! 11月16日から施行されたハワイの新禁煙法は、日本の全国ニュースや新聞などでも大きく報道され、編集部にも喫煙者の皆さんからの問い合わせが相次ぎました。吸える場所と吸えない場所が明確にイメージできないためか、不安は増すばかり……。
 本当は施行前に調査を行いたかったのですが、少し遅れて、施行開始直後の1週間に皆さんからのご意見をうかがいました。多少想像はしておりましたが、喫煙者と非喫煙者では意見がまっぷたつに分かれる質問項目もあり、興味深い結果となりました。
 たくさんの方にご協力いただきました。ありがとうございます!

※「新禁煙法」については、こちらをご参照ください。

※調査結果データの利用をご希望の方は、アロハストリート編集部までお問い合わせください。
 ⇒ info@aloha-street.com

■回答者のプロフィール

 回答者の半数以上が「非」喫煙者
 回答者中、日頃から喫煙しないと答えた方が半数以上の54.6%。次が1箱以下10本以上、1~2箱と続きました。ハワイに来てからは、吸える場所が少なくなるせいもあるのか、若干、本数が少なめになるようではありますが、ほぼ同じような割合となっています。


 新禁煙法の認知度は90%以上
 すでに記事として報告済みだったアロハストリート上でのリサーチでもあるので、禁煙法については、9割の方がご存知でしたね。ネット以外では、新聞・雑誌、テレビの合計が約2割。
 この条例の施行によって、ホテルの喫煙ルームが最大20%の部屋数まで、と制限されるのですが、これを機会に全館禁煙とするホテルもあることから、何らかの形で「ホテル選択に影響する」と答えた方が54%近くにのぼりました。
 実際にハワイ旅行に来てみると分かるかもしれませんが、一部を除くホテルでは、プールサイドなどに喫煙スペースを用意している様子です。詳しくは、すでにレポート済みのこちらをご参照ください。
 施行後に訪れた方の自由コメントからは、「思っていたほどの厳しい規制ではなかった」、「歩きタバコを平気でしているローカルの方をたくさん見た」など、拍子抜けしている様子もうかがえました。現地の人に聞いても、そこが吸って良い場所かどうかがわからず、条例の実施が徹底されていない様子もコメントされています。


 日本の喫煙者はマナー優等生
 歩きタバコやポイ捨て禁止、指定場所以外での喫煙禁止など、分煙やルールの徹底が進む日本では、喫煙者のマナーがとても良いことが分かります。半数以上の方が携帯灰皿を持参していらっしゃるというのは、ハワイではきっと驚かれることと思います。


 完全に分かれる条例への見方…
 上のグラフをご覧いただくと分かると思いますが、「非」喫煙者の大多数がこの条例を大歓迎。同情派は少数です。それに対し、喫煙者の皆さんは、喫煙の自由や権利を主張する方、厳しすぎると嘆く方、ハワイには行きにくくなったと悲観的になる方などが多数派。中にはこれをきっかけに禁煙に取り組む、という方もいらっしゃいました。


 喫煙・非喫煙エリアの明示を希望!
 吸えないのなら売らなければいいのにというコメントもあるのですが、まずはその場所で吸えるのか、吸えないのか、誰でも分かるようにはっきりと表示してほしいというのが、喫煙・非喫煙にかかわらず、多数意見となりました。
 部屋やラナイで吸えないのは我慢するから、ホテル内に喫煙エリアをもうけてほしい、というのもうなづけます。喫煙者は全体の半数弱ですから、34.5%という数字は、相当高い率と言えるでしょう。
                   

 チップを断りなく計上する行為や写真を撮って販売するのは問題!
 自由コメントの中には、「喫煙なんかよりももっと取り締まるべきことがあるだろう」という表現もありますが、もともと法律で禁じられている麻薬類の販売はもちろんのこと、チップを勝手に伝票に入れる行為や、写真を撮って販売する行為、街角のビラ配布や勧誘など、ワイキキを中心に日常的に行われていることについて、問題視しているハワイファンが多いことが浮き彫りとなりました。

■サーベイを終えて
 今回の調査時点では、まだ施行直後に行った方が少なかったため、報道されている内容をもとにした「想像」での回答がほとんど。喫煙者の皆さんにとっては、自由に吸える場所がかなり制限されるという不安感でいっぱいだったことと思います。
 しかし実際に行かれた方の中には、「日本で分煙を守っているマナーの良い喫煙者にとっては、その延長とあまり変わらなかった」とコメントする方もいらっしゃいます。まだまだリアルな情報が不足している段階なのでしょう。
 アロハストリートでは、より多くの情報を皆さんにお届けすることで不安感を軽減し、タバコを吸う、吸わないにかかわらず、楽しいハワイ旅行が実現できるよう、協力していきたいと考えています。

■11月16日の「新禁煙法」施行後にハワイ旅行をされた皆さんにお願い

 上記でもご覧いただいたように、喫煙者の皆さんの多くは、どのくらい吸えないのかがわからない状況で、不安を感じていらっしゃいます。実際にはいろいろなところで吸える状況なのか、あるいはやはり喫煙者にとっては厳しい条例なのか、その辺りをもっとリアルにしていくため、「施行後にハワイに旅行された皆様」に、情報や感想のご提供をお願いしたいと思います。
 年末年始にハワイへ来られる方も多いことと思いますので、皆さんの楽しいハワイ旅行の実現に向けて、ぜひご協力をお願いいたします!

 ⇒ コメントの投稿はこちらから(メールにて)

※なお、サーベイの最後にお願いした自由コメントは、こちらのPDFでご覧いただけます。


PDFダウンロード サーベイ参加者の自由コメント一覧(全42ページ)
(surveyfreecomments.pdf:169KB)
すぐにご覧になりたい場合は通常にリンクをクリックしてください。モデム回線の方は、PDFを保存してご覧になることをおすすめします。

公開日 : 2006年 12月 27日

第7回 アロハサーベイ 「変わりゆくワイキキ」特集

2006年11月 1日 16:02 | オアフ島 サービス ショッピング ハワイで暮らす ホテル レストラン 

アロハサーベイ結果発表!
ワイキキ滞在はやっぱり高い満足度!
「変わりゆくワイキキ」特集
   アロハ! 編集長の上野です。
 ここ数年、ハワイの観光産業は絶好調。毎月のようにトータルの渡航者数で新記録を伸ばし続けていました。同時に、ワイキキの歴史始まって以来と言われるほど大規模の開発が進み、あちらこちらで工事が行われています。
 編集部にも行きすぎた開発を憂う意見が寄せられていた「変貌するワイキキ」について、皆さんの率直なご意見をうかがってみました。

※調査結果の無断転載はお断りしております。
データの利用をご希望の方は、アロハストリート編集部までお問い合わせください。
 ⇒ info@aloha-street.com

■回答者のプロフィール

 日本人客は全体の2割弱。認識との著しいギャップ
 
 州全体の観光客数において、日本人の占める割合はどのくらいだと思いますか?という問いに対し、最も多かったのは40%以上、60%未満というお答え。そこまでいかなくても、実に98%もの方が、日本人は全体の20%以上はいるのだろうと認識されているようです。
 さて、正解は……? 2006年8月までの観光客数は、州全体で505万人。昨年とほぼ同数です。その内、日本人は91万6千人。つまり「18%」が正解となります。それを聞くと、ほとんどの方がビックリされるのですが、過去最高に比率が上がった頃でも、30%程度。ワイキキを歩くと、日本人だらけのような印象を受けるものですが、実際に州全体を見回すと、旅行者の6割はアメリカ本土から来る旅行客なのですね。
 わずかこれだけの人数とはいえ、日本人の海外渡航先としては大人気のハワイ。旅行会社さんが懸命のサービスに努め、日本語で快適に過ごせる環境も実現されているというわけです。

 トータルの旅行者数は増加。日本人客は、実は減少

 ワイキキには観光客が増えたと感じる方がほとんどで、それは上記にも書いたとおり事実です。しかし、日本人旅行者数は1997年の200万人をピークに、とくに2001年の同時多発テロ以後は、130万人と極端に減ってしまいました。
 昨年ようやく150万人に戻したのですが、今年はホテルの在庫減少や航空運賃の実質値上げ、便数減少などによって、昨年同期比で8%の減少傾向にあります。日本ではハワイの情報番組や雑誌の特集があふれていて、ハワイの人気は相変わらずなのですが、ちょっと残念ですね。

 騒音は気にならない、でも渋滞は顕著な問題
 
 地元で車を運転する者にとっては、あちらこちらで渋滞に巻き込まれてイライラしたりもするのですが、旅行者の方々も8割近くが渋滞を体験されているようですね。解消されるめどもなく、どんどん車が増え、道路工事も状況を悪化させています。
 DFS前のルワーズ通りやロイヤル・ハワイアン・ショッピング・センターでは、大規模な工事が行われていて、近くを通ると騒音もかなりなもの。観光の皆さんも、4割の方が「ややうるさかった」という回答。宿泊する場所にもよるのでしょうか。

 ワイキキ滞在は、それでも高い満足度
 
 誰もが認めるワイキキの物価高。あえて漠然と質問したので、日本での暮らしと比べたり、他の旅行地と比べたり、あるいはワイキキで得られるバリューそのものと比べたりと、実際の基準はバラバラなのかもしれませんが、実に85%が「ワイキキの物価は高い」と回答したのには、思わず苦笑してしまいました。
 工事の影響もあるのか景観が損なわれたと感じる方が約半数。でも、ホッとするのは、それでもワイキキの満足度はひじょうに高く、8割が「満足だった」と答えてくださいました。良かった……(笑)。

 ホテルは取りにくくて高い。サービスは合格
 
 半年前から予約をするというアメリカ本土からのお客さんで、ホテルの部屋が少なくなり、需要と供給の関係で価格も上昇していると聞きます。実際、75%の人が「ツアーやホテルが高くなった」と回答。半数近くが「取りにくさ」を実感しています。
 が、ここでもホッと胸をなで下ろすのは、ホテルのサービスについては、目立って不満を訴える人がいなかったこと。滞在の拠点として、長い時間を過ごす場所だけに、クレームも出やすいのですが、ホテルの皆さんも一生懸命、サービスに努めていらっしゃるのですね。

 開発は楽しみ、だけど心配
 
 たまたまワイキキの開発のニュースに対して、心配の声をうかがっていたので、ポジティブ・ネガティブ両方の選択肢をランダムに並べて、洗練され、生まれ変わっていくワイキキについての皆さんの感想や意見をうかがってみました。
 ワイキキの各施設は古くて、時代にマッチしていないものも多かったのは事実なので、生まれ変わることに期待する声が上位に位置しました。ただし、ここでキーワードとして浮かび上がってくるのは、「ハワイらしさ」ということ。他の商業リゾートのようだったり、ハワイらしい雰囲気をなくして都会になってしまうようなプロジェクトには賛成できないという意見が、自由コメントにも強く表れていました。

 ワイキキにスーパーやカジュアル・レストランをもっと!
 
  今、ワイキキの表通りにできようとしているのは、ブランド・ブティックだったり、アメリカ本土から来る大規模なレストラン・チェーンだったりするのですが、それらは日本のハワイファンが望む者とはちょっと違うのではないか……。実際に皆さんは何があったらうれしいのか、という質問には、スーパーマーケット、カジュアル・レストラン、市場、フードコートなど、リーズナブルで生活感たっぷりのハワイが楽しめる施設などが上位に並びました。

■サーベイを終えて
  皆さんの「生」の声を即時にうかがうことができるアロハサーベイは、地元のビジネスやメディアなども注目してくれています。毎回、新聞やビジネス誌に取り上げられ、次のテーマは何? などと、インタビューを受けることも増えてきました。今回は、ローカル・テレビにも出演予定です。
 最近、ハワイの皆さんと話していて気づいたのですが、「ハワイらしさ」にこだわった開発を望むのは、地元に住み、ハワイの観光のために働く人々もまったく一緒だということです。あくまでも古く、使用に耐えないインフラを根底から整え直すということが目的の開発がメインで、「ハワイらしさ」を演出しようと最大限の注意が払われているのですね。新生ワイキキの完成を楽しみに待ちましょう。
 次回のサーベイは11月半ばに実施予定です。

公開日 : 2006年 11月 1日