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アロハストリートのコラボCDが発売

2007年06月27日 | オアフ島 日本で楽しむ 


お部屋で、クルマで、お好きな場所でハワイを感じよう!「アロハストリートのコラボCDが発売」
 この夏のアロハストリートは新企画が目白押し。なんと総合エンターテインメント企業のアミューズさんとコラボレーションし、CDを2枚発売します。全く違う内容なので、セットで購入し気分に合わせて聴いてみてはいかが。ライナーノーツは、アロハストリートのヨシ古澤副編集長と、アロハストリート・ジャパンでコラムを連載中の、藤崎真一さん。 発売は各CDショップやオンラインにて。ぜひお求めください!

※ハワイのCDショップ等では発売しておりません。

HAPPY ISLAND with Aloha Street 発売中
 ロコの若者たちに大人気のジャワイアン=JAWAIIAN(ジャマイカのレゲエとハワイアンのミックス)は、今やハワイ音楽のメインストリーム。伸びやかで心地よいハワイ音楽にレゲエ・ビートが合体した、新しいタイプのアイランド・ミュージックで、アップテンポのものから美しいバラードまで、多様な魅力を持っています。日本でもDEF TECHの大ブレイクで一気に知名度が増し、サーファーやハワイ音楽ファンだけでなく、幅広い層に愛されるようになりました。イムアやケアヒヴァイなど、オアフ島のプロデューサー選りすぐりの若手ロコ・アーティストによる最新ヒット18曲を集めたこのコンピ。ドライブ・ミュージックとしても超オススメの、グルーヴ感いっぱいな1枚です♪

解説:ヨシ古澤(アロハストリート副編集長)

購入はこちら

●「HAPPY ISLAND with Aloha Street」曲目リスト
全曲試聴はこちら

1. I'M WAITING / KANI MAKOU
アイム・ウェイティング / カニ・マコウ (2005)

2. NO MORE LIES / KA'ENA
ノー・モア・ライズ / カエナ (2004)
3. THE WAY THAT YOU DO / KEAHIWAI
ザ・ウェイ・ザット・ユー・ドゥ / ケアヒヴァイ(2001)
4. LUCKY YOU GET / ROUND & ROUND
ラッキー・ユー・ゲット / ラウンド・アンド・ラウンド (2005)
5. REPRESENT RIGHT / JON & JUSTIN
リプレゼント・ライト / ジョン&ジャスティン (2000)
6. HEARTACHE / ONE GROOVE
ハートエイク / ワン・グルーヴ (2005)
7. BOOM SHAKE-AH / HI-RISK FAKTOR
ブーム・シェイク・アー / ハイ・リスク・ファクター (2004)
8. BOOM CHILD / SOULFREE
ブーム・チャイルド / ソウルフリー (2001)
9. WAIMANALO STYLE / IMUA
ワイマナロ・スタイル / イムア (2000)
10. SAY WHAT YOU WANT / MAILA GIBSON
セイ・ホワット・ユー・ウォント / マイラ・ギブソン(2003)
11. BOUNCE / CRAZY FINGERS
バウンス / クレイジー・フィンガーズ (2004)
12. INSIDE AND OUT / CORY OLIVEROS
インサイド・アンド・アウト / コリー・オリヴェロス (1997)
13. SHINE LIKE THE SUN / BRYAN KESSLER
シャイン・ライク・ザ・サン / ブライアン・ケスラー (1999)
14. REGGAE PARTY / ONE DROP
レゲエ・パーティー / ワン・ドロップ(2006)
15. HEAVEN SENT LOVE / BELIEVE
ヘヴン・セント・ラヴ / ビリーヴ (2002)
16. TAKE THIS RAFT / INOA'OLE
テイク・ディス・ラフト /イノアオレ(2004)
17. LOVE OF A LIFETIME / TEN FEET
ラヴ・オブ・ア・ライフタイム / テン・フィート (2002)
18. THE WAY IT SHOULD BE / JON YAMASATO
ザ・ウェイ・イット・シュッド・ビー / ジョン・ヤマサト (2003)

ACOUSTIC ISLAND with Aloha Street 7月18日発売 予約受付中
 「風のような音楽」と呼ばれる、穏やかで清々しいアコースティック・ギター・トリオ「KOHALA(コハラ)」。ビッグ・アイランド(ハワイ島)で生まれ、自然の恵みとハワイの伝統を大切にした彼らの心にやさしい音楽は、これまで数多くの傑作CDを生み出しています。リーダーのチャールズ・M・ブロットマンは、ハワイの音楽家で初のグラミー賞を受賞した実績を持つ人物。そんな「KOHALA」の代表作品の数々と、今人気を集めているスラック・キー・ギターの名曲をチャールズ自身が選曲し、全18曲を収録。この夏の週末、そして海、山の避暑地でのBGMに欠かせない、ハワイアン・ヒーリングの世界を満喫してください。

解説:藤崎真一(タワーレコード)

購入はこちら

●「ACOUSTIC ISLAND with Aloha Street」曲目リスト
全曲試聴はこちら
1. Back To KOHALA
2. I Will
3. Shower The People
4. Nai'o
5. Mid Summer Blossoms
6. Forever Mine
7. The Way That You Want it To Be
8. Pau Hana Rag
9. Warmth Of The Sun
10. Her Secret Smile
11. Purdy's Ride
12. Jo Bo's Night
13. Tre Amigo
14. Hoku'ula
15. Celtic Summer
16. you
17. Mauna Loa Slack Key
18. Deeper Blue

公開日 : 2007年 6月 27日

「TUBEデー2007」レポート&インタビュー

2007年06月20日 | イベント オアフ島 


ボーカルの前田さんが「ワイキキ・バイ・ムーンライト」で寄付金贈呈
「TUBEデー2007」レポート&インタビュー
 2000年6月1日、日本人アーティストとして初めてアロハスタジアムでのライブを成功させ、当時のベン・カエタノ知事が、6月1日を「TUBEの日」と制定したことから始まった「TUBEデー」。

 それ以来TUBEは、彼らの日である6月1日に、ハワイの特別学校であるイースター・シールズへ寄付金を贈り続けているのです。毎年行われる贈呈式は、記念コンサートや学校訪問など、スタイルは変わるものの、寄付金は、イースター・シールズの子どもたちが、音楽を通して自分を表現する機会を学ぶ教育プログラムに生かされています。

 そして今年の「TUBEデー」には、ボーカルの前田亘輝さんがハワイを訪れ、ワイキキのカラカウア大通りで開かれたホノルル市主催の「ワイキキ・バイ・ムーンライト」にて、寄付金贈呈が行われました。

 今回は前田さんのスペシャル・インタビューを中心にお送りいたします。

※これまでのTUBEデーの変遷は、一昨年の総括をご参照ください。

■ホノルル市長が駆けつけた寄付金贈呈式
 約束の日、6月1日。ワイキキで開かれる「ワイキキ・バイ・ムーンライト」というブロック・パーティ・イベントで贈呈式が行われることになりました。

 このイベントは今年で2回目。カラカウア大通りを歩行者天国にして、ワイキキきってのグルメスポットが屋台を出したり、エンターテインメントなどが楽しめる、ホノルル市が主催のイベントです。

 カラカウア大通りに設営されたステージの前には、早くもハワイ、そして日本からのファンの姿が。皆、前田さんの登場を今か今かと待ちわびています。

▲DFS前に設置されたステージには黒山の人だかり。

▲歩行者天国となったカラカウア大通りにはグルメ屋台が。

▲いよいよ贈呈式。前田さんがステージに。
 地元のミュージシャンやフラダンサーのパフォーマンスに続き、ホノルル市長がステージに登場。TUBEに感謝の気持ちを伝えたいと、自らが主催するこのイベントでの贈呈式となったのです。「毎年この日にハワイに帰ってきてくれるTUBEの前田さんです」。市長がこれまでのハワイへの貢献に感謝を述べつつ、前田さんを呼び込みます。

 そして、大きな歓声とともに前田さんがステージへ。一緒にイースター・シールズのスタッフ、生徒たちも登場です。用意された大きな小切手を彼らに渡すセレモニーに、たくさんのフラッシュがたかれます。今年もTUBEからの$7,500の寄付が贈呈されると、割れんばかりの拍手がワイキキにこだまします。

▲「ホノルル市長としてTUBEに感謝の意を伝えたい」

▲イースター・シールズの代表と生徒たちからも感謝の言葉が。

▲ひときわ大きな拍手に包まれ、前田さんがコメント。
 「今年はライブができないけれど、こうして毎年この日にハワイにやってきて、少しでもハワイのお役に立てることは、ほんとうに光栄です」。ステージ上でイースター・シールズの子どもたちを見つめる前田さんの笑顔とコメントがとても印象的です。毎年の寄付金はイースター・シールズの音楽教育プログラムのために使われています。

 「ありがとう、TUBE!」ホノルル市長が右手を上げると、再びステージは大歓声に包まれます。夕陽が差し込むカラカウア大通りのステージ。TUBEの8年間にも渡るハワイへの貢献に、ロコたちからも惜しみない拍手が送られます。「来年はライブが見たい!」そんなファンの声援に送られながら、2007年のTUBEデーは幕を閉じました。

■スペシャル・インタビュー
ハワイ
 このイベントに先立ち、アロハストリートのオフィスで、特別インタビューを実施することができました。TUBEデーに対する思い、また、大好きなハワイでの過ごし方について伺いました。
ハワイ ハワイ
アロハスト リート(以下アロハ):
お帰りなさい(笑)。また、この日がやってきました。
ハワイ
TUBE前田 亘輝さん(以下前田):
2000年からだからもう8回目だね。早いものです。
ハワイ
アロハ: 私たちも第1回から取材させていただいているので感慨深いです。去年のTUBEデーにはイースター・シールズで子どもたちの音楽パフォーマンスを拝見させてもらいましたよね。
ハワイ ハワイ
前田: あれは感動したなあ。自分たちの寄付があのような形で、音楽を通じた子どもたちの教育に役立っているんだ、というのがすごく伝わってきて。とにかくやってる子どもたちが楽しそうだったのがよかったよね。
ハワイ
アロハ: 今年はイベントでの贈呈式とうかがっています。
ハワイ
前田: 今日はホノルル市のイベントなんだけど、ホノルル市長自ら贈呈式に参加してくれるということで、とても光栄ですね。確か今年で2回目のイベントと聞いているけど…。
ハワイ
アロハ: 満月の夜に行われる、というロマンチックなイベントなんですよね。豪華地元ミュージシャンもたくさん登場するのですが、以前TUBEデーでパフォーマンスを披露してくれたジェイク・シマブクロ君も今日はライブステージがあるそうですよ。
ハワイ
前田: 彼もビッグになっちゃったね。そういえばホノルル市長はシンガーなんだってね。CDも出していると聞いているけど、そんな方が市長だと楽しいだろうね。
ハワイ
アロハ: ハワイのTUBEデーのほかにも、日本でも子どもを対象としたチャリティ・プロジェクトをされているとお聞きしています。
ハワイ
前田: 「夢の課外授業」というプロジェクトです。小学生限定ではありますが、音楽だけでなく、スポーツ教育などにも範囲を広げています。子どもは「地球の宝」ですから、大事にしたいですよね。今回も日本の仲間たちがその「夢の課外授業」を通じてイースターシールズの寄付にも協力をしてくれました。
ハワイ
アロハ: すてきですね。TUBEの思いは子どもたちにも私たちにも伝わってきます。さて、今後のハワイでの活動予定はありますか?
ハワイ ハワイ
前田: ハワイにはずっとレコーディングで来ているけど、ここ数年は日本になっちゃってるなあ。レコーディングだと1カ月くらい滞在して、曲作りからじっくりやる感じだね。
ハワイ
アロハ: ハワイのエッセンスみたいなものが入りそうですね。
ハワイ
前田: いい意味ではそうだね。でも、ゆるくなりすぎちゃうこともあるかな(笑)。あとは明日やろうか、なんていいながらビーチやサーフィンに行っちゃったり。
ハワイ
アロハ: あはは。
ハワイ
前田: こちらにも友だちがたくさんいるので、普通にビーチパークなんかでバーベキューすることも多いかな。地元の人たちとの交流が楽しくてね。おっ、そっちのうまそうだね。こっちのチキンと取り替えようか、なんていいながら仲良くなったり。ハワイではショッピングより、こういう過ごし方の方が多いかな。
ハワイ
アロハ: 数日前にハワイに入られたと聞いていますが、すでに真っ黒ですものね。
ハワイ
前田: いやー、ハワイの日差しはすごいね(笑)。今回はゴルフ焼けなんだけど、ハワイでは太陽の下、友人たちとのんびりするのが最高だね。
ハワイ
アロハ: 最後にTUBEの夏の予定をお聞かせください。
ハワイ
前田: もうすぐ恒例のスタジアム・ツアーが始まります。あと、ここしばらくは久しぶりにソロ活動をしていて、アルバムをリリースします。
ハワイ
アロハ: ハワイでも前田さんが登場するCMが流れていますが、あれもソロですね。
ハワイ
前田: そうそう。なんでも今年でソロ20周年らしいんだよね。それにあわせてベスト・アルバムを出す予定です。シングルでしか発売されていない曲も多いので、アルバムにするだけでも聴きやすくなるかなと思ってね。
ハワイ
アロハ: アニバーサリーで言うと、TUBEデーも再来年には10周年ですね。
ハワイ
前田: あ、またそこに話を戻したね(笑)。そうだよね。何かやりたいね。僕らメンバーは毎年6月1日には日本のスケジュールを入れずに空けてるんだけどね。いろいろ難しいみたいだけど、何とか乗り越えて、またハワイでライブをやりたいと思っています!


ボーカルの前田さんが寄付金贈呈のために来訪!
 昨年の「TUBEデー2006」をご覧ください。

公開日 : 2007年 6月 20日

ホクレア号、感動の横浜港到着をレポート

2007年06月20日 | オアフ島 日本で楽しむ 


ホクレア号が全航程を踏破!
感動の横浜港到着をレポート
 2007年1月にハワイを出航したホクレア号が、ついに最終目的地である神奈川県横浜港に到着しました。アロハストリートでは、この航海の公式日本語ブログをお届けし、このプロジェクトの中心的人物であるナイノア・トンプソンさんへのインタビューを掲載するなど、応援を続けてきました。横浜港に到着した当日は、関係者をはじめ大勢の支援者が集まり、感動のフィナーレで幕を閉じました。その模様をお届けします。

⇒ ホクレア号公式日本語ブログはこちら

レポーター 加藤晃生氏
ウィル・クセルク著作「星の航海術をもとめて:ホクレア号の33日」の翻訳者。アロハストリートがお手伝いさせいただいた「ホクレア号航海ブログ」の公式日本語ブログを、豊富な知識でサポート。ほかにもプラネタリウムの番組の中で、ホクレア号のスターナビゲーションについて分かりやすく監修するなど活躍中。

加藤氏のブログはこちら ⇒ blogs.yahoo.co.jp/hokulea2006
星の航海術をもとめて:ホクレア号の33日

困難を乗り越え、
横浜港へ奇跡のラストスパート
 ホクレアは5カ月にも及んだミクロネシア・日本航海の全航程を踏破し、横浜港のぷかり桟橋に接岸しました。しかし、この最後の航程も決して順調なものではありませんでした。ホクレアは全長20メートルにも満たない小さな帆走カヌーですから、何千トン、何万トンもある現代の船とは違って少しの天候の悪化にも影響を受けてしまうのです。

 直前の寄港地である宇和島では、低気圧によって2日間の出航延期を余儀なくされ、さらに宇和島を出航した直後には、伴走船カマ・ヘレのスクリュー・シャフト軸受けがこれまでの酷使によって油漏れを起こすなど、ホクレアの横浜到着は遅れるのではないかという雰囲気が漂い始めていました。

 実際、船団がカマ・ヘレの修理の為に室戸岬港に緊急寄港した直後には、9日正午入港は難しそうですという連絡が横浜市港湾局に届いたほどです。ですが、懸念されたカマ・ヘレの故障は、当初考えられたよりも軽いもので、船団は寄港から24時間を経ずして室戸岬港を出港することが出来ました。

 そして、圧巻だったのはここからでした。ポリネシアの航海文化の象徴ともいえるホクレアのクラブクロウ・セイルは、追い風を受けてカヌーをぐんぐんと加速させていきます。船団は翌日の午後3時には伊豆半島先端の石廊崎を交わして相模湾に入り、午後10時には三浦半島先端の三崎港に到着したのです。もう横浜は目と鼻の先です。船団はここで時間調整の為の待機に入りました。
6月9日、遂にホクレアが横浜港に
 6月9日午前10時21分。ベイブリッジの下に奇妙な船影が現れました。海面を這うような低い舷縁を持つ双胴の船体、そして2本のマスト。ホクレアです。ついにホクレアは最終目的地までたどり着いたのです。曳航しているのは、もちろん専属伴走船カマ・ヘレ。ホクレアを守る為だけに設計され建造された屈強の従卒です。桟橋の前でカマ・ヘレはホクレアを曳航していたロープを解き放ちました。ホクレアのクラブクロウ・セイルがゆっくりと開いていきます。何とホクレアは最後の最後をポリネシアの誇り、クラブクロウ・セイルによる帆走で入稿するつもりなのです。まず桟橋に接近して来たのはカマ・ヘレでした。船上には日本航海の水先案内役を務めた西村一広氏の姿があります。桟橋の状況の最終確認をしているようで、カマ・ヘレは接岸することなくホクレアの傍に戻って行きました。

  そして10時55分。付近に停泊している船が一斉に汽笛を鳴らす中、ホクレアはゆっくりと桟橋に向かって動き始めました。舳先には正装した王立カメハメハ騎士団の姿も見えます。ハワイからここまで全航程に搭乗したアトウッド・マカナニ氏のホラ貝が響き渡ります。今や桟橋は詰めかけた大群衆であふれんばかり。最後の航程で船長を務めたブルース・ブランケンフェルド氏の熟練の操船のもと、ホクレアはあくまでも優美に桟橋に接岸しました。すぐさま荒木汰久治氏とナイノア・トンプソン氏が舫綱を結び、船医でもあるシェリー・シェハタ氏がロープを引いてクラブクロウ・セイルをたたんでいます。クルーの動きには一部の隙もありません。
伝統儀式を済ませ、感動の上陸
 桟橋ではカメハメハ騎士団による祝福のチャントが始まりました。続いて元クルーであり、ホクレアの日本航海を熱望しながら2年前に早世した故タイガー・エスペリ氏の弟子たちによる「カマ・ク・ラ・ハカ」の言上。これを受けてホクレアの船上では「ホクレア・アイハア」が披露されます。ポリネシアの航海カヌーは本来、このようにしてハカを交換しなければ目的地に着いたことになりません。つまりこのハカは、ホクレアのミクロネシア・日本航海全体を締めくくるものだったのです。ハカを終え、クルーはすべてをやり遂げたという表情で抱き合いました。荒木氏とともに日本航海の全航程に搭乗した内野加奈子氏の姿も見えます。やがてクルーは船上で手をつなぎ、ひとつの輪を作りました。航海の成功に感謝の祈りを捧げるのです。カニエラ・アカカ師の言葉が静かに船上に流れます。

「航海はこれからも続きます。航海を続けなければ、私たちは私たちではなくなってしまうのです。」

 そして、いよいよクルーの上陸です。カラカウア王が横浜に上陸した時にも演奏されたというハワイ州歌「ハワイ・ポノイ」の歌声の中、クルーは次々に桟橋へと降り立ちました。9年間、この航海の為に全てを捧げてきたという荒木氏の目には光るものがありました。見上げると、ホクレアのマストには周防大島の木工職人が作ったペペピアオという部品が取り付けられていました。ホクレアの旅はこれからも続きます。日本からのささやかな贈り物とともに。


⇒ ホクレア号公式日本語ブログはこちら

▲ベイブリッジを背に、帆を細かく操作しながら桟橋に近づいて来るホクレア。

▲5カ月に及ぶ大航海を終えて妻と再会した、カマ・ヘレのマイク・テイラー船長。

▲桟橋でホクレアを迎えた王立カメハメハ1世騎士団。ホラ貝が吹き鳴らされる。

▲全航程の掉尾を飾る「ホクレア・アイハア」。中央に見えるのは荒木汰久治氏。

▲全ての航海を無事に終えて抱き合うクルーたち。内野加奈子氏の笑顔も見える。

▲船上で輪になって手を繋ぎ、航海の成功に感謝の祈りを捧げるクルーたち。

▲上陸した荒木氏。涙を堪えられない様子でした。お疲れ様でした!

▲中央に見える耳のような部材が周防大島で製作されたペペピアオ。航海は続いて行きます。

公開日 : 2007年 6月 20日