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プロフィール

西川 幸夫
1939 年生まれ、1961~1994年、新日本製鉄に勤務。北九州や欧州の風景をスケッチ・淡彩画で製作。スケッチ・淡彩画教室「四季彩」を主宰。郵便局の官製はがき9シリーズでもおなじみ。他に「ふるさと12景」のカレンダー画をはじめ、書籍の表紙画や挿絵を手がけその仕事は広範囲にわたる。
現在、山口新聞に「長門101景」、ハワイのローカル情報誌イースト・ウェストジャーナルに「ホノルル点描101景」、佐賀市「市報さが」に[思いでの風景]を連載中。著書に画集「北九州101景」、画集「寅さんが旅した風景」、画集「延岡やすらぎ101景」がある。




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ホノルル点描 ハレイワ真言宗弘昭寺

2009年02月05日 | オアフ島 ハワイで暮らす 

「ホノルル点描」画:西川幸夫 文章:イースト・ウエスト・ジャーナル永井雄治、榊原百合惠

第72回 日系移民の集会から始まった「ハレイワ真言宗弘昭寺」

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ハレイワの街はずれにあるハレイワ真言宗弘昭寺は、1918年(大正7年)に創始された。本堂は1925年に、庫裡(くり)は1940年に日系一世によって建てられたが、80年余経った今でも、それがそのままの状態で受け継がれている。

弘昭寺は、弘法大師(空海)の「弘」と、昭和の「昭」に由来して付けられ、山号は、晴雙(せいそう)山である。寺の本尊は、弘法大師、脇仏は、不動明王と愛染明王、弘法大師第六番(観音菩薩像)、第七番(弘法大師)の霊場である。

ハワイの真言宗は、砂糖耕地労働者として移民した日系一世の時代から始まった。炎天下、過酷な労働を強いられた日系一世は、弘法大師を心のよりどころとし、労働の終わった夜や休日、信心する人の家で集会を開いたことから始まった。

初めは、「先達さん」という信心深い一般人が指導者となり、信者の体を癒したり、病気平癒、家内安全などを祈願していた。

弘昭寺の初代住職は、熊本県から移民した砂糖耕地労働者の池田義道さんだった。後に僧侶の資格を得て、サトウキビ畑の灌漑用水で身を清めてからお勤めをしたという。

それから数年ごとに住職が替わり、1946年から1957年までは、八代目の和斎真道師が住職を勤め、1958年より9代目の秋山泰憲師が住職を勤めている。

秋山師は、1982年(昭和57年)に、250万ドルを投じて、お寺の隣に、コンクリート四階建て、60戸の高齢者用住宅「ハレイワ年長者住宅センター」を建設した。これは、海外仏教界では初めての施設で、様々な民族の人が入居している。

2002年、真言宗ハワイは、開教100周年を記念し、ホノルル・アカデミー・オブ・アートで「高野山弘法大師密教美術展」を開催するなど、様々なイベントが行われた。

弘昭寺は、ハワイ七福神の一つである。ハワイ七福神は、弘昭寺が惠美寿、天台宗ハワイ別院が大黒天、曹洞宗ハワイ別院が毘沙門天、真言宗ハワイが弁財天、ワヒアワ曹洞宗竜仙寺が布袋尊、マノア高岩寺が寿老人、ワイパフ曹洞宗大陽寺が福禄寿を祭っている。

弘昭寺の祭っている惠美寿大明神は、海上平穏、魚類大漁、商売繁盛、家運隆盛、家内和合、交通安全、健康長寿、福徳円満、開運厄除、世界平和の十のご利益があるそう。

今年は秋山師の弘昭寺在職50周年に当り、4月19日に盛大な記念行事が予定されている。